独断と偏見で選ぶ「見なきゃ損!」な濡れ場ベスト5

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こんな私みたいな人間にコラムを書かせて頂き、感謝でございます。どうも、ピーマンズスタンダード南川です。

当初「なんでも好きな事書いてください」と言われて延々と濡れ場の事を書かせてもらい、担当の方も困惑していたでしょう。

そんなこちらのコラム、突然ですが最終回でございます。

何故なんだ!?という憤るほどの熱い読者がもしいましたら(多分いないと思うけども…恥)、うれしく思います。

最後は締めくくりとしまして、私南川が独断と偏見で選ぶ、今現時点での「この濡れ場は見なきゃ損!」ベスト5を発表して終わりたいと思います。

「この濡れ場は見なきゃ損!」ベスト5

このランキングは南川の独断と偏見なのですが、基準を先に言っておきますと、

1.単純な濡れ場の濃さや、かけた時間。

これは基本的な問題ですよね。ここに「え?この女優が脱ぐ!?」というレア感もあればさらにプラス。

2.その濡れ場はこの作品に必要なのか? 強引な大人の事情感が出ていないか?

このポイントは声を大にして言いたいんですが、別にエロさだけならAV観るしって話なんです。

ただ客を呼びたいという単純な理由が見えて、強引に濡れ場をカットインしてくる作品は女優をリスペクトしてないのでよくありません。

3.その濡れ場によって女優が女優としての地位を上げたか?

これも2に似てますが、リスクのある事をしてるので、作品で周りの大人たちがしっかり地位あげてよって話。

4.その作品で脱ぐべきなのに脱いでない他の女優がいないか?

目玉の女優がストーリー上で絶対脱ぐべきなのに脱いでおらず、他の女優が体張ってるのはどれだけいい映画でも疑問点が残ってしまう。

「ええ…なんで…?」という女優の格付けが画面いっぱいに広がるので、これもマイナス(何様)。

大きく言ってこの4つ。他にも細々ありますが、これを基に独断させて頂きます。

さあ発表します。

まず

5位『彼女がその名を知らない鳥たち』

白石和彌監督/主演:阿部サダヲ、蒼井優

彼女がその名を知らない鳥たち

映画の面白さもさることながら蒼井優さんがすごい。(というか阿部サダヲさんも)

濡れ場の醍醐味、トップレスを出さない形。

蒼井優さんは絶対にわかっているはず。自分が胸を出す事をそこまで観客が欲してない事を。そして、それと引き換えに、とんでもないリアリティと、マジックのようなカメラワークを魅せてくれた。

見えそうで見えないの極致とリアリティを高める事で、「蒼井優ってベッドではこんな感じなのね」という魅惑のプレゼントを僕たちにくれた。

「胸出せばええねん」という女優と大人たちを一刀両断した傑作。

■『彼女がその名を知らない鳥たち』の濡れ場コラムを読む

4位『そこのみにて光輝く』

呉美保監督/主演:綾野剛、池脇千鶴

そこのみにて光輝く 通常版DVD

「ジョゼ〜」の衝撃からちょうど10年。田舎の売春してる女性を熱演。

その肉感。その表情。当然エロいんだけれども、悲しさや切なさを毎秒届けてくれる傑作。

さらにいえば彼女のストイックさが画面から溢れ、クーラーのついた部屋で観るのも憚れそうになる気持ち。

濡れ場をさせられてるんじゃなく、完全に支配していた。並みの女優じゃ到底難しい役を難なくしていた。怪物作。

■『そこのみにて光輝く』の濡れ場コラムを読む

3位『娼年』

三浦大輔監督/主演:松坂桃李

娼年
圧倒的な濡れ場の時間。設定とタイトル上ハードルがグイグイに上がる状態にも関わらずズバ抜けた濡れ場の大さにエロすぎて「笑ってしまう」という不思議な感情を観客に与えた作品。

途中から女優より松坂桃李くんの腰が心配になるくらいピークポイントを何度も持って来てくれる。

「濡れ場」あったらお客さん来るだろうという陳腐な考えを一蹴するくらい、監督と松坂くんと女優陣の覚悟を魅せてくれる作品。

■『娼年』の濡れ場コラムを読む

2位『お嬢さん』

パクチャヌク監督/主演:キムミニ、キムテリ

お嬢さん(字幕版)
不思議な世界観がもたらすエロティシズム。韓国映画の切れ味が濡れ場にも浸透し、躊躇ない濡れ場をこれでもかと魅せてくれる。

新人のキムテリが、新人とは思えないくらいハードなシーンを監督にやらされていた。

しかし、これはやらされていたのか、キムテリの魅力なのか、最後には物怖じしない大女優の風格さえ醸し出していた。

この一作で階段を駆け上がったキムテリ。楽しみという意味でも2位にランクイン。

■『お嬢さん』の濡れ場コラムを読む

1位『丑三つの村』

田中登監督/主演:古尾谷雅人

あの頃映画 「丑三つの村」 [DVD]
“津山30人殺し”という実際の事件に着想を得て作られた作品。

こんな昔のを引っ張り出して来て…と思われるかもしれません。

しかしここでは、五月みどり…池波志乃…田中美佐子が濡れ場合戦。まさに女優の意地と意地の戦い。

それが素晴らしい。エロすぎる。

主人公に放つセリフひとつひとつが、まるで自分に発せられているかのような不思議な臨場感。

村という閉鎖的な形がエロを増加させ、女優の素晴らしい演技が我々をその世界へ簡単に誘ってくれる。

初々しい田中美佐子さんが大女優に振り落とされんばかりに健気に演じてて最高。エロ、グロを地でいく作品のため、当時はR18。

おそらく当時アイドル的存在だった大場久美子さんが脱がなかったのが唯一僕たちを落胆させたが、今となってはそれもまたよし。堂々の1位。

■『丑三つの村』の濡れ場コラムを読む

いかがでしょうか?

まだまだ他にもたくさんの濡れ場映画が公開されております。それを観てエロい気持ちになるもよし、映画あっての濡れ場と没入するもよし。ぜひ、隅々まで楽しみましょう。

濡れ場は本当に奥が深いですね。

それでは、またどこかでお会いしましょう!

(文:南川聡史)

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