ウイルス・パニック映画『クレイジーズ』で新型コロナ第2波に備えよ!

緊急事態宣言がようやく全国的に解除とはなりましたが、まだまだ油断はできないところで、現に第2波の危機が訪れている地区も出ている中、ウイルスもしくは細菌パニックを題材にした映画も引き続き心の備えとして見続けて良いものかと思われます。

今回ご紹介する『クレイジーズ』(10)もそうしたジャンルの1本ですが、実はこの作品、マスター・オブ・ホラーことジョージ・A・ロメロ監督の名作『ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖』(73)のリメイクなのでした!

人々を凶暴化させる
軍事ウイルス兵器が漏洩!

『ザ・クレジーズ』の舞台はアイオワ州ののどかな田舎町オグデンマーシュ。

野球観戦していた保安官のデヴィッド(ティモシー・オリファント)は、突然ショットガンを持ってグラウンドに現れた住民を、やむなく射殺。

同じころ、デヴィッドの妻で医者のジュディ(ラダ・ミッチェル)が診察した農夫がその夜、妻子を閉じ込めて家ごと焼き殺してしまいます。

やがて郊外の川の底に軍の輸送機が沈んでいるのが発見されますが、それは異常行動を起こした者たちの住む家の水源に近いところでもありました。

デヴィッドは輸送機の積み荷によって川が汚染されたのではないかと睨んで、即時給水を遮断します。

しかし時すでに遅く、水を飲んだ町の人々が次々と凶暴化!

そう、輸送機の積み荷は、軍がひそかに開発していたウイルスだったのです!

そして重要軍事機密の漏洩を恐れた軍は、またたくまに感染の有無を問わずに町の住民たちを拘束し、町ごと封じ込めようとしていくのですが……。

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ライタープロフィール

増當竜也

増當竜也

増當竜也 Tatsuya Masutou 鹿児島県出身。映画文筆。 朝日ソノラマ『宇宙船』『獅子王』、キネマ旬報社『キネマ旬報』編集部を経て、フリーの映画文筆業に就く。 取材書に『十五人の黒澤明』(ぴあ刊)、『特撮映画美術監督・井上泰幸』(キネマ旬報社刊)など。 編集書に『40/300 その画、音、人』(佐藤勝・著)『神(ゴジラ)を放った男/映画製作者・田中友幸』(田中文雄・著)『日記』(中井貴一・著)『日記2』(中井貴一・著)『キネ旬ムック/竹中直人の小宇宙』『同/忠臣蔵映画の世界』『同/戦争映画大作戦』(以上、キネマ旬報社刊) その他、パンフレットやBD&DVDライナーノートへの寄稿、取材など多数。 ノヴェライズ執筆に『狐怪談』『君に捧げる初恋』『4400』サードシーズン(以上、竹書房刊) 現在『キネマ旬報』誌に国産アニメーション映画レビュー・コーナー『戯画日誌』を連載中。近著に『映画よ憤怒の河を渉れ 映画監督佐藤純彌』(DU BOOKS刊)がある。

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