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2018年05月08日

母は女という怪物だった!ミシェル・フランコ監督『母という名の女』予告編公開!

母は女という怪物だった!ミシェル・フランコ監督『母という名の女』予告編公開!



©Lucía Films S. de R.L de C.V. 2017


ミシェル・フランコ監督の最新作『母という名の女』の予告編とポスタービジュアル、場面写真が解禁された。



©Lucía Films S. de R.L de C.V. 2017


本作は、メキシコのリゾートエリアに住む二人の姉妹のもとに、長い間疎遠になっていた母アブリルが戻ってきたことから始まる、母と娘の確執を描いた衝撃のミステリー。

主演は『ジュリエッタ』のエマ・スアレスが務め、娘のバレリアの出産をきっかけに、欲望を忠実に遂行していく母・アブリルを演じている。



予告編は、妊娠中の17歳のバレリアが疎遠だった母アブリルに心を開いていく様子から始まり、バレリアの出産後、バレリアと子供を引き離し、彼氏を誘惑し、さらにバレリアの子供を幸せそうに抱く場面が映し出され、母アブリルの隠れた欲望が徐々に露わになっていく。

また、ポスタービジュアルでは、母アブリルが妊娠してお腹の大きくなった17歳の娘バレリアを後ろからお腹を守るように優しく抱きしめる姿が映されている反面、「母性などない。あるのは欲望だけ―」というコピーが不穏な空気を漂わせるビジュアルとなっている。

『母という名の女』は6月16日(土)より、ユーロスペースほか全国順次ロードショー。

ストーリー概要


海沿いの家に二人で暮らす姉妹。17歳の妹・バレリアは妊娠しており、姉・クララは離れて暮らしている母親・アブリルを電話で呼び寄せる。お腹の中の子供の父親は、クララが経営する印刷所でアルバイトしていた17歳の少年・マテオ。姉妹の元に訪ねてきたアブリルは、クララやマテオと会話を重ね、バレリアの不安を和らげるように接し、母親に不信感を抱いていたバレリアも徐々に母を信用し、そして無事に女の子が生まれ、カレンと名付けられる。バレリアの代わりにカレンの世話をしているうちに独占欲がアブリルの中に芽生える。カレンを自分の管理下に置こうとするアブリルに反発しはじめるバレリア。娘との関係が悪化していく中、ついにアブリルは深い欲望を忠実に遂行していく。

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