衝撃!『バットマン vs スーパーマン』を観た!過去作品を観なくても楽しめるのか

2016年3月25日(金)に公開となる『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』。事前から厳重な管理体制が敷かれるなか、公開の3日前である22日にようやくマスコミや関係者向けに完成披露試写会が開催され、一足先に観ることができました。

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(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC


「君たちは最初に本作を観ることになるが、衝撃的な内容が含まれている。他のファンのためにネタバレはしないでくれよ」と、公開を待つファンのことを考慮したザック・スナイダー監督のメッセージ映像が流れたあとに本編が始まった『バットマンvsスーパーマン』ですが、本作の感想なりレビューなりをネットで書く際に、絶対にネタバレしてはいけない作品だと感じましたね。「あぁ、“ジャスティスの誕生”って他のファンのためにネタバレしないでいられるかどうか観客自身の正義感を試すものか!?」なんて思ってしまったほど(笑)

本当に衝撃的な出来事ばかりで、良い意味でかなり期待を裏切ってくれます!そして、安心してください、初心者の方も楽しめますよ!

なぜ、スーパーマンとバットマンが闘うのか


スーパーマンって何?と質問をしてみると、誰がどう考えたって正義の味方と答えるでしょう。バットマンとスーパーマンについてはそれほど詳しくない筆者でさえもそのくらいは知っています。ただ、今回は彼がどうも悪役として登場することを匂わす予告編の映像を初めて見たときには衝撃的でした。

じゃあ、どうしてスーパーマンが悪なのか。それはブルース・ウェイン/バットマンの視点で進む本作の特徴でもあります。序盤には『マン・オブ・スティール』で描かれていたスーパーマンとゾッド将軍が戦うメトロポリスでのシーンがあるのですが、この闘いでたくさんの犠牲が生じます。いくらなんでも正義の味方にしてはやり過ぎなんじゃないかと、このままだとスーパーマンは世界の脅威になるとブルース・ウェインは感じたわけです。

瞬きしていられないほど濃いバトルシーン


やっぱりみなさんが楽しみなのは2人が拳を交えるところでしょう。体を鍛え、新たな武器でスーパーマンに闘いを挑むバットマン。殴る、放り投げる、すっごいバトルの連続で、男と男が熱く戦うショーですよこれは。でもね、あえてこのレポートではそのバトルについて多くは語らないようにしようと思います。その目で確認せよ!ってことでみなさんに楽しみを残しておきたいんです。

2時間半もの上映時間のうちほとんどがアクションシーンなんじゃないかと錯覚するほどバトルが濃厚!生まれて初めて映画を観ながら「手に汗握る」を体験する人が多いかもしれません。筆者の手はびしょびしょでした。

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生


(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC

ジェシー・アイゼンバーグが演じるレックス・ルーサーがヤバイ


予告編でもチラッと登場するのがレックス・ルーサーというキャラクター。『ソーシャルネットワーク』や『エージェント・ウルトラ』のジェシー・アイゼンバーグが演じていまして、またいい味を出しまくってる。

この人のしゃべり方はほんと面白いなぁ。実はこのレックス・ルーサーによって衝撃の展開が用意されていまして、より本作を盛り上げてくれますよ。

観た人とつい語りたくなる点が多く登場する作品


サプライズが多く登場する本作ですけど、『バットマンvsスーパーマン』というタイトル通り、きちんと結果は出ます。そして、そのあとは一体どうなるのか。こればかりは劇場で観て確認してほしいと思います!

『バットマンvsスーパーマン』の試写後に柳下編集長とバットマンファンのshoさんと本作を振り返っていたのですが、あのシーンとかあのシーン良かったね〜とずっとハイテンションのまま語り合ってしましたよ。どうやらこれまでのバットマンやスーパーマンの作品に登場するエピソードをうまく取り入れているらしく、コアなファンにとって嬉しい箇所がいくつも盛り込まれているんだとか。それを聞いた筆者はもうすべてのシリーズ作品を観返したくなりましたよ!

観ていない過去作品があったり、過去作品の記憶がほとんどなかったりする状態で『バットマンvsスーパーマン』を観た筆者ですが、一本の作品として素晴らしい出来だったのでとても楽しむことができました。本当に面白い!今から過去作品を観て、のちほど再び『バットマンvsスーパーマン』を観たいなぁ。

すでにシネマズby松竹ではレビュー解禁の朝7時に柳下編集長が熱く語っておりましたが、過去作品、特に『マン・オブ・スティール』を観ておくと面白さが増すと感じましたね。まだの方はぜひ!



(文:アスカ)

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