「ゴーカイジャー」ファンは色気が増したバスコを見るだけでも価値あり!「キュウスペ」の魅力を熱弁

■オジンオズボーンオジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会

宇宙を股にかけるヒーローの『宇宙刑事ギャバン』と『特捜戦隊デカレンジャー』が、『スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー』で夢の共演を果たし、特撮ファンを熱狂させた2017年の初夏から早1年。

今年も僕らの胸のエンジンに、火をつけてくれました。

『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』で。

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まず、なんといっても敵が渋すぎる。

前作では『巨獣特捜ジャスピオン』のマッドギャランがメインの悪役として登場し、ファンを唸らせたんですが、今回は『世界忍者戦ジライヤ』から宇宙忍デモストが。

「世界忍者戦だって言ってるのに、宇宙忍出てくるのなんでやねん」なんていうツッコミを入れたこともありましたが、まさかスペース・スクワッドの敵としてこんなにマッチする日が来るとは。

そして作品発表時から、ファンをかなりざわつかせた戦隊悪役選抜の4人衆こと「ヴィランズ」が最高過ぎました。

そろって横並びで歩くシーンは、鳥肌もんのカッコよさ。

侍戦隊シンケンジャー』の腑破十臓も『特命戦隊ゴーバスターズ』のエスケイプも、各々の作品のセリフを使っているなど、とてもよかったです。

理央様をいまだに想う『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のメレのシーンや、ハミィとのカメレオンの戦士同士の絡みももちろん最高でした。

がしかし、なんといってもぶっちぎりでよかったのはバスコでした。

裏切りの果て

演じる細貝圭さんは、『海賊戦隊ゴーカイジャー』当時よりもさらに色気が増してて、この作品ではめっちゃカッコいいバスコが見られます。

素面のアクション、なんの展開がなくても、あと10分は余裕で見てられます。

「ヴィランズ」は後半でみんな怪人態になるんですが、バスコだけはそのままでいて欲しかったとがっかりしてしまったほど。

ぶっちゃけ、バスコを見るためだけに、この作品を見るのもありだと思ってしまうほど。

あかん、バスコ見たい。「ゴーカイジャー」見直そ。

余談なんですが、バスコとの戦闘シーンにラプターがいて、ふわっと

「あ、ゴーカイジャー繋がりだ」なんて思ってたら、まさか、あそこであーなってこうなるなんて!

うれしすぎ。

坂本浩一監督って、こういうファンが喜ぶ細かい演出が本当にうまいです。

今作は、それが本当に多くて大満足。

後半のそれもそうですし、その直前の神谷浩史さんと大塚明夫さんのもそうだし、ハミィの師匠も忍者戦隊でシビれたし、ジライヤが戸隠流第三十六代宗家になってて、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』で闘破が三十五代だったから弟子とったんだな、そのストーリー見たいな、というきっと叶わないことを思わせてくれたりしたし、次回予告のあの隊長のシルエットが見える演出はかっこよすぎて震えましたし…。

坂本浩一監督の真骨頂のアクション演出は、今作ももちろんバリバリ。

手数多めのスピード感と独特のカメラワークは、ハリウッドのアクション映画よりも手に汗握ります。

キュウレンジャーVSキュウレンジャーは本当に見応えがありました。

アクションもさることながら、そこへのキュウレンジャーたちの気持ちの持っていき方がとてもよく、メンバーのピックアップの仕方もめちゃくちゃバランスがよくて、「こんな感じでまたテレビシリーズやってくれないかな」なんて妄想もしつつ、のめり込んでいました。

シャイダーのよさはまたいつか。

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「宇宙刑事 NEXT GENERATION」の時も思いましたが、岩永洋昭さんがもう伊達さん過ぎてたまらん。

いや、この女好きな要素が、伊達さんをさらに魅力的にした烏丸舟というキャラクターを作っているのかもしれません。

しかしジライヤの扱いは本当にひどかった(笑)。

僕はドンピシャの世代なんで、活躍が見たくなかったと言ったら嘘になりますが、正直めちゃ笑いました。

今作は、劇場やTTFCの配信、そして8月8日(水)にはブルーレイも出るんで、まだの方は是非。

(文:オジンオズボーン・篠宮暁)

【オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会】
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第61回:仮面ライダー&ウルトラマン俳優が監督した映画がとんでもない!特撮ファンがニヤリとする『HE-LOW』
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