国内では15年11月に公開予定となったアニメーション映画『リトルプリンス　星の王子さまと私』の日本語吹き替え版キャストとして、鈴木梨央、瀬戸朝香、津川雅彦が起用されることが明らかになった。

“あの飛行士”と女の子の物語

本作は、世界中で長年愛され続ける絵本『星の王子さま』（アントワーヌ・ド・サン＝テグジュペリ作）をアニメーション映画化した作品だ。『カンフー・パンダ』などで有名なマーク・オズボーン監督が原作の世界観を忠実に、独自の物語を描き出している。




このたび日本語吹き替え版のキャストを務めることになった3人は、本作のワールドプレミアが行われる第68回カンヌ国際映画祭への参加も決定している。75歳の津川は海外の映画祭に出席するのが初めてということで、「これ王子さまのプレゼントかも？」とコメントで喜びを示している。

アニメ声優は初めてだという鈴木も、「『大切なことは目に見えない』ということが伝わるようにがんばります」と本作の名言を引用しつつ、「映画の中の女の子のように飛行機にのって初めての海外に、しかもカンヌ映画祭に行く“大冒険”ができるなんて、本当にうれしくて緊張とわくわくした想いで、今からとても楽しみです」と映画祭を心待ちにしているようだ。

同じくアニメ映画の吹き替えは初めての瀬戸も、「子供ならではの、純粋な気持ちが描かれていて大人の私でも引き込まれました。大人になるとつい忘れてしまいがちな気持ちを呼び戻してくれるそんな作品でした」と本作の魅力をコメントしている。

映画『リトルプリンス　星の王子さまと私』は、2015年11月より全国でロードショーされる。秋から冬へ移り変わる季節には本作と共に、透き通るような夜空を見上げて夜空に思いを馳せてみてはどうだろうか。



画像：(c) 2015 LPPTV - Little Princess - ON Entertainment - Orange Studio - M6 Films

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