映画コラム

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2015年07月19日

切なくてきゅんとなる!ジョン・ヒューズ監督製作の青春ラブストーリー2選

切なくてきゅんとなる!ジョン・ヒューズ監督製作の青春ラブストーリー2選



切ない三角関係のラブストーリー『恋しくて』



恋しくて



1987年に公開された『恋しくて』。主人公の内気な少年・キース(エリック・ストルツ)は、学校のマドンナ・アマンダ(リー・トンプソン)に憧れています。そして、キースを密かに想うのが、彼の親友で男勝りの女の子・ワッツ(メアリー・スチュアート・マスターソン)。
アマンダに夢中なキースは、当然ワッツの気持ちに気がつきません。そして、ワッツは愛情を押し隠して、彼の恋を応援するのです。

【きゅんとなるポイントはココ!】あの娘と自分を比べて…



ショートカットにパンキッシュなファッション。ドラムを叩き、男言葉を使うワッツ。かたやアマンダは、長い髪とすらりとしたスタイルに恵まれた学校一の美少女

学校の更衣室で、アマンダと一緒になったワッツは、髪をなびかせるセクシーなアマンダを横目に、思わず自分の短い髪の毛やウエストをつかみます。
男の子みたいな自分じゃ、きれいなあの娘には到底かなわない…そんなワッツのため息が聞こえてきそうな場面です。

一見、少年のようで女性らしさとは無縁なワッツですが、キースを想う彼女の姿は、まさに恋する女の子。演じるメアリー・スチュアート・マスターソンの好演が光っています。特に、キースとアマンダのツーショットを見つめるワッツの切ない表情は、秀逸としかいいようがありません。

この2作品、どちらも恋する女の子の心情が伝わってきて、彼女たちの姿に心動かされること間違いなし。恋している女子はもちろんのこと、恋をしたいと願うすべての人たちにおすすめしたい映画です。
アンディとワッツ。2人の女の子の想いは果たしてかなうのか・・・気になる方は、ぜひ、実際に映画を見て、彼女たちの恋の行方を見届けてくださいね。

(文・田下愛)

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