D-BOYS・山田裕貴が憧れの高岡奏輔とのエピソードも語った『闇金ドッグス』初日舞台挨拶
元ホスト・須藤役の青木玄徳さんは、自分の演じた役の顛末に「こんなに簡単に人生って崩れさってしまうものなんだなと勉強になりました」と語り、印象的なシーンとして「役に入り込んでいる山田くんの目が強烈で『これがヤクザの目か』と思った」と山田さんともみ合うシーンでの芝居を絶賛していました。
また、作る上で意識した点について尋ねられた土屋監督。「いいヤツがひとりも出てこないけど、それぞれの登場人物がそれぞれの欲望に忠実に生きている。それがある意味ちょっとかっこよく思えるし、普通に生きてる僕らからしたら、それだけ夢中になれることがあるのはうらやましいこと。その生命力みたいなものが表現出来ればと思いました」とのこと。
思い入れのあるシーンについては、ネタバレに気を遣いつつ「お金のないえりながもやしを食べるシーンは実体験なので、3秒くらいの短いシーンだけど個人的に思い入れがある」と話し、客席の笑いを誘っていました。
「明日もしっかり生きよう」と思える映画
最後に「監督が言っていた、もやしを食べるシーンもそうなんですが、お金がないということで、食べるということ、生きるということに対する苦労が各キャラクターそれぞれに出ています。ハードな映画ではありますが、つらい中でも諦めない強さや逃げないことの大切さなどを感じられると思います。僕はこういったリアルなものを感じられる作品が好きなので、そういう部分を感じてもらって、観終わったあとに、明日もしっかり生きようと思ってもらえたらうれしいです」という山田さんの挨拶で舞台挨拶が締めくくられました。
『闇金ドッグス』は新宿武蔵野館ほかで公開中です。
(文・写真:大谷和美)
(c)2015「闇金ドッグス」製作委員会
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