武田梨奈 独占インタビュー 過激な衝撃作・映画『木屋町DARUMA』
理想の役者像は武田鉄矢
―先日、ロサンゼルス日本映画祭で最優秀主演女優賞を受賞した『かぐらめ』もアクション作品ではないですよね? 他のインタビューなどでは「日本の空手アクションを世界に広めていきたい」と語られているのをお見かけしたのですが、そこは変わらないのでしょうか?
もちろんです。ただ「アクションとお芝居どっちが好きなの?」という質問が一番疑問符の浮かぶ質問でして、さきほども言った通り「アクション=闘うだけの人、格闘技」というのは、嫌だなというのがあるんです。
―アクションは闘うだけじゃない?
何をすることもアクションだと思っています。セリフのようなしゃべること、走ること、泣くこと、それら全てがアクションだと思うんです。
映画『木屋町DARUMA』より
―それは目標とする俳優さんに武田鉄矢さんがいらっしゃることも影響があるのでしょうか?
ありますね。そもそも武田鉄矢さんを見てお芝居をやりたいと思ったのもあって、私の役者像の中で、一番の理想なんです。いい意味で武田鉄矢さんって、お芝居なんですけど、お芝居しているように見えないんですよ。ドラマとか映画を観ているというよりも、そのリアルを目の当たりにしている感覚になるんです。そういうのを見て、心が揺さぶられる自分がいつもいて、そういう役者になりたいなと思っています。
―そして、闘うアクションも?
空手だったりの闘うアクションも、もっと盛り上げていきたいのでもちろんやっていきたいです。
―ブログを最初からチェックしていると、あるところからブログタイトルが全部英語に変わっているんですけど、それは海外を意識しているところも理由にありますか?
よく見てくれていますね!TwitterとかinstagramとかのSNSで、海外の方からコメントが来るようになって、中国の方にも言われたんですけど「日本語じゃなくてせめて英語で」という方もいて、海外を意識する上でも英語に出来るだけ触れていようとなったのもありますね。
―英語は元々得意ですか?
実は、小中高と英語の成績がずっと“1”だったんです。それで、英語を勉強する上で、まずは単語からと思って、単語帳とかを作って勉強してます。それで、単語を学んでいく上で、その日書くブログのテーマとして英単語をタイトルにして、それで覚えていくというのをやっているんですよ。
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