『ズートピア』監督が語った、この世界観を思いついた「きっかけ」とは?
『ズートピア』の吹き替え版では、女優の上戸彩さんが主人公のジュディを、お笑い芸人のサバンナの高橋茂雄さんがチーターのクロウハウザー役を務めています。記者会見で登壇したふたりは、役が決まったときの喜びを語りました。
——役が決まったときの喜びを教えてください。
上戸彩さん 今回の吹き替えのお話をいただいたのは昨年の夏ごろでした。ちょうど新しい家族が増えたころだったので、家族に自慢できる、と思ってすごくありがたい気持ちになれました。
高橋茂雄さん 職業がら、「ドッキリだな、いつネタばらしされてもリアクションとれるようにしよう」と思っていたのですが、いまでは「本当にディズニー作品に関われるんだ」という実感が湧いてうれしいですね。姪っ子、甥っ子、相方もとても喜んでくれました。
——本作では主人公のジュディが夢を叶えていく様子が描かれています。おふたりは、いま叶えたい夢はありますか。
上戸彩さん この映画が大ヒットすることが夢です。
高橋茂雄さん 僕が演じるチーターのように、みんなにドーナッツをもらったりして、愛される存在になるのが夢ですね。
バイロン氏は上戸彩さんの演技について「アニメでは声はとても大切な要素です。上戸さんにはさまざまな感情を込めていただきました。すばらしい役者である上戸さんに演じていただいてうれしいです。」と賞賛しました。
また、リッチ氏によると、チーターのクロウハウザーは“警察署で初めに出会う、愛されている親しみやすい人物”であったため、“大の友だち好き”という噂の高橋さんがぴったりということでキャスティングされたのだそうです。
最後に、動物に扮した“ズーラシアンブラス”のメンバーが、本作の主題歌“トライ・エブリシング”を演奏してくれました。演奏を聴いたリッチ氏は「最高だ!僕はこういう音楽を聴いてきて育ったんだよ!」と賞賛しました。
『ズートピア』は4月23日(土)より全国ロードショーとなります。
余談ですが、本作ではキツネのニックに森川智之さん、ズートピア市長のライオンハート役に玄田哲章さん、スイギュウでズートピア警察署長のボゴ役に三宅健太さん、ヒツジのベルウェザー副市長役に竹内順子さんと、実力と人気を兼ね備えた方々が吹き替え声優に名を連ねているとのことです。吹き替え版も大いに期待しましょう!
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(文:ヒナタカ)
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