中島健人と知念侑李が三角関係!『未成年だけどコドモじゃない』8つの見どころまとめ
(C)2017 「みせコド」製作委員会 (C)2012 水波風南/小学館
■「シネマズ女子部」の記事一覧をチェック
12月23日より劇場上映中の映画『未成年だけどコドモじゃない』。映画のイケメンを紹介する「シネマズ女子部」では、ヒロイン・香琳(平祐奈)との三角関係を演じた中島健人さん(SexyZone)、知念侑李さん(Hey! Say! JUMP)の見どころをご紹介します。
※出来るかぎりネタバレを避けていますが、ストーリーの流れがわかってしまう部分も多少あります。ご注意ください。
映画『未成年だけどコドモじゃない』って?
(C)2017 「みせコド」製作委員会 (C)2012 水波風南/小学館
水波風南さんの同名漫画が原作で、全5巻で完結しています。英勉(はなぶさ・つとむ)監督によって同作品初の映像、実写映画化されました。
『未成年だけどコドモじゃない』のあらすじ
16歳の誕生日を迎え、両親の計らいから突然の結婚が決まったお嬢様の香琳(平祐奈)。最初は拒否するも、その相手とは高校で一目惚れをした先輩・鶴木尚(中島健人)だったのです。
まともに話したこともなく、手をつないだこともないのに永遠の愛を誓い合います。さらに、高校で結婚が禁止されていることから、結婚はふたりのヒミツに。超ボロ家でヒミツの共同生活がはじまります。
甘い生活が始まると思いきや、尚は金目当てでの契約結婚のつもりだったのです。狭い部屋の間にはだかる襖が、ふたりの距離感を象徴していました。
ところが、明るく前向きな香琳に少しずつ尚が心を開くようになり・・・。
「ミセコド」鶴木尚役 中島健人の注目ポイント
(C)2017 「みせコド」製作委員会 (C)2012 水波風南/小学館
1.主人公は尚!
香琳の明るく前向きな性格とその存在感で、ふと「誰が主人公なんだろう?」と思ってしまうのですが、主人公は、香琳の憧れのセンパイである尚。
ただ、同じ少女漫画原作であり、中島健人さんが主演した『黒崎くんの言いなりになんてならない』(2016)のようなドSキャラではなく、一見ごく普通の高校生なので、序盤から中盤にかけては、アイドルらしさはなく、圧倒的な存在感があるキャラクターでもありません。
しかし、普段アイドルとして第一線で活躍されている方だからこそ、普通の姿を見られるのは映画ならではの特権です。香琳に押され気味な様子も、影のある表情もぜひ堪能してください。
2.こんな中島健人、見たことない!?
これまで5本の映画に出演(ぜんぶ主演!)されてきましたが、今回がもっとも影のあるキャラクターだったのではないでしょうか。
香琳の明るさに押され気味ななかで、過去のトラウマから取り乱して「黙れよ!」というようなひと言を発する場面があるのですが、こういう顔、こういうお芝居もできる方なんだなとハっとさせられます。
『銀の匙 Silver Spoon』(2014)や『心が叫びたがってるんだ。』(2017)も決して明るくはじけているキャラクターではありませんが、影があって暗い表情をしたり、怒鳴ったりするイメージではありません。
その点では、新たな中島健人さんを見ることができた今作。
作品はコメディ要素も多く、全体を通して軽やかに見られる分、唯一、ギュっと作品の空気感が引き締まった場面でした。観客としても、より作品に引き込まれるきっかけになっていたように思います。
3.背中で語るガッツポーズ!!!
これは、ただただ、かっこよかったああ!
あれ、リアルに見たい! と思わずニヤっとしてしまうシーンです。
今作では、後半にかけて《アイドル・中島健人》らしさが増していくのですが、その合図とも言えるこのシーン。
壁ドンやキス(もしかしたらそれ以上も!?)など、いわゆるキラキラ映画らしいシーンも満載なのですが、この部分は、秘密の結婚であるがゆえの、”みせコド”ならではです。
これ以上書くとネタバレになってしまうので…、ぜひ劇場でご覧いただきたいワンシンーンです。
4.マジの爆走がやばい
青春恋愛映画のテッパンとも言える、クライマックスで、好きな相手へ向けて”走る”シーン。男性側が走ることもあれば、女性が走ることもあります。
今回は、中島健人が、走る!
早送りしてるのかな? と本気で思ってしまうほど足のまわりが速かったのが印象的ですが、必死さがよく伝わってくるシーンだと思います。
たとえばコンサートでホールを走ったり、ジャニーズの運動会やバラエティ番組で運動をしたりというような雰囲気とは違いますので、これも映画ならではの部分ではないでしょうか。それほど長く時間を走るわけではありませんので、ぜひ瞬きをせずに見て欲しいシーンのひとつです。
5.最後のキスシーン
本当にネタバレになってしまうので詳しいことは内緒ですが、今作、何度かキスシーンがあります。
これまでにもドラマや映画でキスシーンは経験されているのでそれほどの衝撃はないと思うのですが、最後の最後、エンドロール直前がすごくよかった!
『黒崎くんの言いなりになんてならない』にも似たシチュエーションがあったと記憶していますが、ストーリー的な設定が違うのでどちらも違った楽しみがあります。
注意したいのは「あぁ、これで終わりだな」と思ってスクリーンから目を離さないこと。見逃してしまうのはもったいないです。
「ミセコド」海老名五十鈴役 知念侑李の注目ポイント
(C)2017 「みせコド」製作委員会 (C)2012 水波風南/小学館
ここまで中島健人さんと同じく、ジャニーズ事務所のアイドルとして活躍する知念侑李さんは、香琳の幼なじみの海老名五十鈴というキャラクターを演じていました。
超セレブの御曹司で、香琳が好きだということが冒頭のシーンでわかります。事実上は香琳と尚との三角関係なのですが、それよりも香琳と海老名、尚と海老名という二者間のつながりが強いことが今作の特徴とも言えるでしょう。
1.おぼっちゃまらしさと、大人っぽさ
知念侑李さんは、おぼっちゃまらしさと大人っぽさを絶妙に備えて、海老名を演じていました。
“御曹司”といえば、ジャニーズつながりでもある『花より男子』の道明寺をイメージしてしまいますが、あの自由奔放で自己中心的な要素はほとんどありません。
海老名には、護衛隊か! と思うほどお付きの人が多く、それもゴリゴリの男性陣ばかりでコメディ要素を取り入れている一方、当の本人は精神的にも大人っぽいキャラクターでした。
普段はかわいらしい要素も多い知念さんですが、今回はあっさりクールな海老名を堪能してください。
2.ダンスシーンは必見!
ヒロイン・香琳とのダンスシーンがあります。『美女と野獣』を彷彿とさせるような、いかにもお金持ちらしい優雅な雰囲気が素敵でした。
どうしてふたりがダンスをするのか、その経緯はぜひ本編を観ていただきたいですが、知念さんの新たな一面が見られたことは間違いありません。
平祐奈さんもバレエをやっていたそうで、ふたりとも息の合った踊りを見せています。
3.最後に手を引く潔さ!
最後はやはり三角関係がどうなるのか、気になりますよね。
尚に対して気持ちをあらわにするシーンもありますが、最後に手を引く場面は、ものすごくあっさりしていて、だからこその男らしさを感じることができました。
それどころか、ふたりを応援するようなところもあって、ここでも大人っぽさが表現されています。
『未成年だけどコドモじゃない』はクリスマスにもぴったりの映画
今年は『トリガール!』、『あさひなぐ』と3作品が公開された、英監督の一貫したコメディ要素のある映像はクリスマスにもぴったり。また、作品の雰囲気にマッチした楽曲も素敵なうえ、青春恋愛映画らしさもあってすばらしかったです。
中島健人さん、知念侑李さん、またヒロインの平祐奈さんを観に、ぜひ劇場へ足を運んでくださいね。
そして毎週日曜に連載している「シネマズ女子部」ですが、今回が年内最後です。年明け第1回目の1月7日は2018年公開予定作品のなかから、注目のイケメンを特集します。2018年もシネマズ女子部をどうぞよろしくお願いいたします!
(文:kamito努)
【「シネマズ女子部」バックナンバー】
第35回・クリぼっちならイケメン映画をチェック!2017年ヒット作のイケメンをピックアップ
第34回・高橋一生、菅田将暉…『おんな城主 直虎』を男たちから振り返る
第33回・山田涼介の泣きの芝居が素晴らしい!『鋼の錬金術師』は劇場の大きなスクリーンで体感して
以前の記事はこちらから
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。