映画コラム

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2020年01月11日

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のレビュー|J.J.エイブラムスだからできた見事なシリーズ締めくくり

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のレビュー|J.J.エイブラムスだからできた見事なシリーズ締めくくり



少しあらすじを。

スターキラー基地の破壊から約一年後、レイア・オーガナー将軍(キャリー・フィッシャー)率いるレジスタンスが復活した。生き延びた10数人メンバーは、同志や宇宙船を集める。

一方、ファースト・オーダーの最高指導者になったカイロ・レン(アダム・ドライバー)は、銀河中に勢力を拡大しながら、ファースト・オーダーの起源の秘密や、自らが殺したスノークの暗黒の力の秘密を探し求めていた。

レイ(デイジー・リドリー)はジェダイの道を究めるために特訓に励んでいた。師がもういないレイにとって、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)が残した8冊のジェダイの聖典が、知識を得るために欠かせない書物であった。レイはそれを読み進めていくうちに、銀河の未知領域の闇の奥に、シスの星があることを知る。

レジスタンス復活に貢献したポー・ダメロン(オスカー・アイザック)は、フィン(ジョン・ボイエガ)、チューバッカ、R2-D2らと共にいた。彼らと合流したレイは、ミレニアム・ファルコンで惑星パサーナに向かう。そこはシスの信奉者オチの宇宙船の目撃情報がある星だった。そしてシスの短剣を発見し、短剣には古代の文字が刻まれていた。その文字はC-3POによって解読されるが、規定により翻訳データを第三者に伝えることが禁じられていたのだった。その制限をなくす為に一行は、システム・ハッカーが必要になり、山岳惑星キジミに向かう。

キジミで、小さな店を構えるバブー・フリクはドロイドのよろず修理屋であるのと同時に、有能なシステム・ハッカーであった。またかつてのポーの知り合いゾーリ・ブリス(ケリー・ラッセル)と出会い、彼女の案内でゾーリの元に辿り着く。シスの文字を解読したC-3POの改造を依頼したが、それはC-3POの記憶メモリーの初期化をしなくてはならなかった。つまり、これまでのC-3POの記憶を無くす、死を意味する改造だった。C-3POはその死を受け入れ、解読することが出来た。

シスの要塞が残された惑星の位置を知るには、パルパティーンが持っていたウェイファインダーというものが必要になる。そのためには、約30年前に破壊された第二デススターの残骸を調べることになり、、、

簡潔に書いても少し長くなってしまいました。未見の方のためにこの辺でおさめます。

物語的には過去作の膨大な量の回収もあり、少々なこじつけさはあるものの、それを上回るエモさ、熱さでそんなこと気にせずとも、のめり込めます。

今作で監督をつとめるのは、『スター・ウォーズ/エピソード7 フォースの覚醒』も監督したJ.J.エイブラムス。『スター・ウォーズ/エピソード8 最後のジェダイ』では製作総指揮に回りましたが、今回で帰ってきて、ラストを締めくくります。

J.J.でなければ、ここまで風呂敷を広げたものをおさめきれなかったのでないでしょうか。「エピソード4.5.6/1.2.3」へのオマージュも感じさせる各場、見事な手腕です。

(多くは言えませんが、、ネタバレ注意、、)

かつての英雄たちの登場(?)には、こちら側は胸熱すぎました。個人的には、残されていたルークのエックスウイングに乗り込むレイ。ルークのヘルメットを被ったレイが操縦するシーンが堪らんのです。

さらにはランドの再登場。今作を鑑賞していると、過去作の名シーンのフラッシュバックが、止まりません。

そして、あの惑星でのラスト、、

嗚呼、これでスカイウォーカー一族の話も終わりを迎えるのかと、郷愁にかられました、、

終わりは観たくないけれど、でも観たい。

そんな気持ちを見事に掬い取ってくれました。

これで、私も夜明けを迎え、新たな人生に向かって進んでいけます。いきます。(大仰ではなく)

とても清々しい夜明け。

皆様もぜひ、ぜひ!感じてみてください。

スカイウォーカー万歳。ありがとうございました。

それでは、今回も、

おこがましくも紹介させていただきました。

(文:橋本淳)

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