俳優・映画人コラム

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2020年05月09日

猛龍生誕80周年 ブルース・リー4Kリマスター復活祭2020

猛龍生誕80周年 ブルース・リー4Kリマスター復活祭2020



ほぼほぼ日本初公開英語版が
4Kリマスターで蘇る復活祭!





またまた時が経ち、2020年。

現在“猛龍生誕80周年”としてブルース・リー4Kリマスター復活祭2020が怪さ予定となっております(コロナ禍のため本来の上映予定が変更され、現在は7月3日の東京アップリンク渋谷&吉祥寺などを皮切りに、全国順次公開予定)。

ラインナップは『ドラゴン危機一発』『ドラゴン怒りの鉄拳』『ドラゴンへの道』『死亡遊戯』といったゴールデンハーベスト製作の4作品ですが、今回の大きな見どころは、全作品とも日本初公開時の英語発声版に限りなく近づけたスタイルでの上映ということです!

実は日本の場合、1970年代までの香港映画の大半は英語吹替で上映されるのが常で、さらに『危機一発』『怒りの鉄拳』『道』の3作品には日本独自にマイク・レメディオスが熱唱する主題歌が入っていました。

オリジナル版の定義をどこに置くかは当時の香港映画の場合かなり難しいものがありますが、少なくともリアルタイムでブルース・リー映画の日本初公開に接したファンとしては、やはりそのとき鑑賞したものの印象がどうしても強いもので、時にはそのヴァージョンも銀幕で見直したくなるのが人情。

今回はそんな日本独自の主題歌入り英語版を極力再現した版を、4Kリマスターの映像にてDCP上映。

リアルタイム世代は当時の思い出に浸り、若い世代は初めて公開当時の雰囲気などに触れる楽しみを抱きつつ、永遠に語り継がれるであろうブルース・リーの勇姿に接していただけたら幸いです。

(文:増當竜也)

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