アニメ「呪術廻戦」東京校だけじゃない!魅力的な京都校のキャラたち
大人気絶賛放送中のアニメ「呪術廻戦」。今回は第2クールで盛り上がっている京都姉妹校交流編から、京都校のメンバーを紹介します。
感想を織り交ぜつつ私の思いの丈をただひたすらに語るので、まだ呪術廻戦をご覧になってない方向けの記事はまたの機会に。
個性的な京都校の面々
東京校の面々は和気あいあいとしていて仲の良さを感じる一方で、京都校のメンバーはどこか互いに距離を感じます。まだ不協和音が鳴り響くような京都校の個性的で魅力あるキャラ達を紹介しつつ、アニメの話を振り返ります。
あなたの好みはどのキャラですか?
超パワー型ハイセンスゴリラ「東堂 葵」
「東堂 葵」は非術師の家系ながら在学中に1級術師になった、実はかなりスゴイ男。
術式を駆使せずとも相手を圧倒する超パワーの圧倒的肉体派な術師ですが、実際は戦いの前に女性の趣味を尋ねる変人です。(8話「退屈」で受け答えが気に入らなかった伏黒のことをボコボコにしていましたね)
変人といえども、19話「黒閃」で特級呪霊の花御にも対応していく様子はとても頼もしいです。
出会ったばかりの悠仁を「マイフレンド」や「ブラザー」と呼んで教え導く姿を見ると2人の相性は良さそうなので、今後東堂が悠仁にどのような影響を与えるのか……見守るのが楽しみです。
……と、東堂は名実ともに京都校の要ですが、普段の東堂は高身長アイドル・高田ちゃんの熱狂的なオタク。
基本的に高田ちゃんのことしか考えていないのか、気遣いというものを知らないのか、京都校の女性陣にはあまり好かれていない様子……というか多分きっと嫌われています。
完全な私の好みですが、強いのはよく分かるけどバレンタインチョコは贈りたくない感じ……なんとなく。
未来の御三家を担う男「加茂 憲紀」
「加茂 憲紀」は御三家の1つ、加茂家嫡流の実力者です。合理的な思考の持ち主で「加茂家嫡流としてどのように振る舞うべきか」が常に彼の行動基準です。
14話「京都姉妹校交流会ー⓪ー」で伏黒を引き合いに出して「宗家より余程できが良い」と、真依の前でなんの悪びれもなく口に出すのを見て、正直最初は加茂のことをあまり好きになれませんでした。
「加茂家嫡流として」の枕詞がぴったりな彼は、まさしく未来の御三家を担う男……腐ったミカンの第一候補か?!と思ってしまいますが、加茂の行動基準を形成したのは悲しい過去が原因。
彼はもともと側室の子でしたが、正室が「加茂家相伝の術式をもった男児を産めなかった」ために嫡男として本家に迎えられました。
母親を虐めておきながら自身を嫡男として扱う連中に憤りながらも、母親のために加茂家次期当主としてのスタンスを貫き続ける加茂は悲しいけれどカッコいい。
加茂家が欲しがった彼の術式は、自身の血と血が付着した物を操る術式「赤血操術」。
赤血操術「苅祓」や「穿血」、「赤鱗躍動」(いわゆるドーピング)などかなり応用が利きそうな術式なので、今後の展開でもっと加茂の戦闘シーンを見てみたいです。
カワイイもの大好き「西宮 桃」
「西宮 桃」は、原作者の芥見先生曰く「静かに飛ぶのが好きなの」な髪型をした小柄でかわいらしい見た目の呪術師です。
14話「京都姉妹校交流会ー団体戦⓪ー」で初登場した時の西宮ちゃんは野薔薇の勢いにドン引きしていましたが、16話・17話で野薔薇と戦った時はしっかりブチギレていました。
17話の西宮VS釘崎だとどうしても野薔薇に注目してしまいますが、西宮ちゃんの価値観も頷けます。
才能が絶対の御三家で辛い経験をしても呪術師として生きる真依を尊敬しているからこそ、西宮ちゃんは野薔薇を、悠仁を認められないんだろうな……。
西宮ちゃんと野薔薇のやり取りを見て、御三家や上層部は心底腐っていて罪深い連中なんだと考えさせられました。
まるで魔女のように箒を操る西宮ちゃんは京都校の索敵として活躍しますが、戦闘力についてはまだまだ未知数です。
野薔薇と戦ったときも術式の詳細は分からなかったので、呪霊や呪詛師と戦う西宮ちゃんを早く見てみたいです。
西宮ちゃんといえばもう1つ、17話のじゅじゅさんぽで見せたカップラーメンシーフードアレンジが美味しそうだったな……。
ナチュラルボーン煽リスト「禪院 真依」
「禪院 真依」は御三家の1つ禪院家の出身で、真希の双子の妹です。
息をするように他人を煽るため勝気な性格だと思ってしまいますが、その裏にはやりきれない感情を隠し持っていました。
呪力を持たず、呪いも見えない真希さんと比べて真依は呪力と“構築術式”を持つため、真依は一見すると真希さんよりも優れているように思えます。
しかし禪院家で認められなかっただけで、真希さんは呪力と引き換えにされた高い身体能力をもっています。
加えて、決意をもって前に進み続ける真希さんの姿は真依にとっては眩しく、自身を苦しめる存在です。
本当は呪術師として生きるのは嫌なのに、双子だからこそ真依自身も頑張らなくてはいけない、そんな状態で戦い続けるのはあまりにも辛すぎる。
育った環境や真依の本心を知ると、17話の西宮ちゃんの気持ちもより深く身に沁みます。
幼少期の描写のあとの17話ラスト「大嫌い」というセリフに、真依の真希さんに対する嫌悪も憧れも焦燥も表も裏も、すべての思いと感情がこもっていて、とても切ない気持ちになりました。
とはいえナチュラルボーン煽リストは健在なので、これからも腐った御三家に負けないで生きてほしいです。
THE 一般人「三輪 霞」
「三輪 霞」はシン・陰流の使い手でちょっとミーハーな呪術師です。
高専の女性陣は割と勝気な性格である程度のイカレ具合を持っていますが、三輪はいたって「一般的で普通」。
一般人と変わらぬ感覚を持ちながら「普通」に呪術師をやれていることが少し異常(by芥見先生)
やはり呪術師に「普通」なんていなかった……。
とはいえ、歌姫先生や五条先生から良い子認定を受けていることや、15話のじゅじゅさんぽの受け答えを見ていると、呪術師には珍しい混じり気のない「善い奴」なんだと思わされます。
シン・陰流や簡易領域のことはこれからどんどん深堀りされそうですが、とりあえず三輪にはまっすぐ幸せになって欲しいと思わず願ってしまいます。
ロボットじゃない!「究極 メカ丸」
「究極 メカ丸」はロボットで呪骸と同じ構造……ではなく、実際は生身の人間です。
本体の人間は“天与呪縛”による肉体の不自由と引き換えに、広大な術式範囲と呪力出力を与えられています。普段出歩いているメカ丸は、いわば操り人形のようなものです。
通常の“縛り”は自分で自分に科すものですが、“天与呪縛”は生まれつき肉体に強制されます。(真希さんもメカ丸とは種類が異なる天与呪縛です)
16話「京都姉妹校交流会ー②ー」ではメカ丸の不幸ゆえの憎しみをパンダ先輩にぶつける一方で、京都校のメンバーのことは大事に思っている様子。
京都校の中では加茂や東堂と比べて親しみやすいためか、女性陣にも頼りにされている(こき使われている)稀有な存在です。
そんなメカ丸の中にある思いは「いつか皆に会う」ことただ1つ。
普段周りと接しているのはあくまでもメカ丸で、本体の人間ではないことがなんだかやるせない気持ちになります。
天与呪縛で生まれつき肉体の自由がない状態だから反転術式は通用しなさそうです。
どうすればメカ丸の望みは叶えられるのだろうか……。
じゅじゅ後記
東京勢に負けず劣らず個性的なキャラクターが揃っている京都校ですが、好きなキャラはいましたか?
ちなみに私は三輪と歌姫先生が好きです。(歌姫先生や教師陣についてはまたどこかで)
東京校もまだ一部の生徒は登場していませんが……16話でメカ丸が思い浮かべた京都の面々を思い出すと、
左から東堂・歌姫先生・真依・西宮・三輪・1人飛ばして・加茂……
右から2番目の人はどちら様……?
(文:坂田)
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