『水を抱く女』レビュー:ウンディーネ=水の妖精の名を持つ女の幻惑的な愛の行方
『水を抱く女』作品情報
ストーリー
ベルリンの都市開発を研究する歴史家ウンディーネ(パウラ・ベーア)は、アレクサンダー広場に隣接する小さなアパートに住み、博物館でガイドとして働いている。だが、恋人のヨハネス(ヤコブ・マッチェンツ)が別の女性に心移りし、ウンディーネは悲嘆に暮れていた。そんな彼女の前に現れた愛情深い潜水作業員のクリストフ(フランツ・ロゴフスキ)。数奇な運命に導かれるように、ふたりは激しく惹かれ合う。しかしクリストフは、幸せで無垢な新しい愛を大切に育みながらも、彼女が必死に何かから逃れようとしているような違和感を感じ取る。そんななか、ウンディーネは再び自分の宿命と直面することになる……。
予告編
基本情報
監督:クリスティアン・ペッツォルト
キャスト:パウラ・ベーア/フランツ・ロゴフスキ/マリアム・ザリー/ヤコブ・マッチェンツ
製作国:ドイツ・フランス
公開日:2021年3月26日
上映時間:90分
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
(C)SCHRAMM FILM / LES FILMS DU LOSANGE / ZDF / ARTE / ARTE France Cinema 2020