映画コラム
『名探偵コナン 緋色の弾丸』を楽しむ「10」のポイント
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『名探偵コナン 緋色の弾丸』を楽しむ「10」のポイント
その6:メアリーの存在感
今回の映画のメインキャラクターである赤井ファミリーの1人として登場したのが、劇場版コナン映画初登場のメアリーです。
筆者も一時期原作から離れ、久しぶりに原作を読んだ時、この女の子は誰だろうと思ったのを覚えています。メアリーは赤井秀一、羽田秀吉、世良真純の母であり、現在はホテルで世良真純と暮らしています。コナン君のことを認めてはいますが、信用しているのかは怪しいところ。お互いの正体を確信しており、今後の関係性が気になります。
領域外の妹と名乗っていますが、その正体はイギリスの秘密諜報機関MI6の一員であり、今回もイギリスの要人を守るために行動しているメアリーの姿が描かれています。死んだと思われている父親の口調で話すため、口調は少しキツめです。
世良真純にも「情けない」と言ったり、沖矢昴にも「FBIの小僧」と言い放つメアリーはカッコよく、母は強しという感じでした。もちろんキツいだけではなく、「よくやった真純」と真純を褒めるシーンもありました。
黒ずくめの組織によって幼児化してしまったため、現在は子供の姿になっています。いずれコナンと共闘する姿も描かれることでしょう。今作では赤井ファミリーの他のキャラクターに比べると登場シーンは少なめでしたが、沖矢昴と戦うシーンでは戦闘力の強さをみせつけました。メアリーの姿で沖矢昴に銃を突き付ける衝撃シーンでの存在感は抜群!
それぞれが秘密を抱える赤井ファミリーですが、赤井ファミリーが原作で集結するシーンが早くみたいですね。
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(C)2020 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会