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『機界戦隊ゼンカイジャー』を見て掘り返された記憶とは?第13カイで気になったオマージュを語る

■オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会

何回も言ってますが、何度でも言わせて下さい。

「ゼンカイジャー」おもしれー。

何がすごいかって、全方位で釘付けにさせる作品の間口の広さ。

特撮ゲートウェイ。

子供達はシンプルにスーパー戦隊の面白さに没頭し、俳優さんファンと声優さんファンもこぼさずがっつり取り込み、ガチヲタ勢へは脳の奥を揺さぶるようなオマージュを挟み込むことで鷲掴み。(以前書いたクロコダイオーが雲から出てくるシーンや悪の王子など)

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週を追うごとに、虜になっております。

今回はまたしても脳天にビリビリ来たオマージュを書かせていただき、知ってる方には「そうそう!」と、知らない方にはそれは見てみよう!となっていただければ幸いです。

それは「ゼンカイジャー」第13カイの後半のことでした。

リサイクルワルド達とツーカイオーの戦いの最中に突如現れたのは、ステイシーザー操るバトルシーザーロボ。

悪のロボというのは、このお題だけで数時間はお酒のアテにできるほどのトークテーマ。

敵ロボで人気なのは『超電子バイオマン』のバルジオンや、『鳥人戦隊ジェットマン』のベロニカ、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のドーラタロスに加え、最近で言うと『魔進戦隊キラメイジャー』の魔進ジョーキーや『烈車戦隊トッキュウジャー』のクライナーロボなどがありますが
、個人的にはデザインにプラス、番組最大の盛り上がりも重なったからか、『超獣戦隊ライブマン』のギガボルトが特に好きです。

すみません、話がそれました。

今回書きたいテーマは敵ロボではなくて、バトルシーザーロボの登場がエモかったという件です。

ロボというのは、マシンが母艦で運ばれてきたり、基地から発進したり、手のひらサイズのものが巨大化したりして、合体シークエンスという、スーパー戦隊作品最大の見せ場を経て完成するのが通例です。

他にも、合体せずとも変形して盛り上げるロボもいます。

しかし、このバトルシーザーロボはどうでしょうか。

そうなんです、合体も変形もせず、ただ直立不動で飛んでくるだけ。

このただ飛んでくるだけというのが、実にエモい。

その名の通り、モチーフは『バトルフィーバー』Jのバトルフィーバーロボ。このロボは合体も変形もせず、直立のまま戦艦バトルシャークに搭載されており、登場の際は戦艦が二つに割れ、剥き出しとなったバトルフィーバーロボがそのまま飛んできます。

その様は、確かにバトルシーザーロボ。

ですが、僕はスタッフさんがオマージュしてるのは、ここだけではないんじゃないかと思っています。

昭和のスーパー戦隊によく見られたのが、最初の頃はきっちりと合体のところも時間をかけて見せてくれるんですが、中盤あたりに入ると、ストーリーをより見せたい分、合体シーンがごっそり省かれて、すでに合体した状態でロボットが飛んでくるんです。(バイオロボとチェンジロボは何故か最初の方)

僕はこの部分とバトルシーザーロボがダブって見えました。それがエモくて仕方がなかったのです。

幼少期、DXのロボを買ってもらえれば1年間幸せ。

しかしDXではなく、廉価版のプラデラだと合体ができずにモヤモヤする年も。

だけど、作中でロボが合体した状態で飛んできてくれると、プラデラでも作中を再現できて一気にお気に入りのおもちゃに。

昔をよく思い出すのは自分が歳をとったからなのか、それとも「ゼンカイジャー」のせいなのか。

このままいくと、今年はまだまだ記憶を掘り返すことになりそうです。

またビリリと来たオマージュがあったら、その都度報告させていただきます。

(文:篠宮暁)

【オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会】


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