「鬼滅の刃」浅草編<ざっくり解説/じっくり感想/名ゼリフまとめ>
「浅草編」名ゼリフ・名場面(※筆者の独断と偏見です)
「失っても、失っても、生きていくしかないんです。どんなに打ちのめされようと」
婚約者を亡くした和巳にかけた言葉。お前のような子どもにわかるかと怒る和巳だったが、笑顔で去っていく炭治郎の後ろ姿と手を見て「君も同じなのか? すまなかった」と涙を流す。和巳と別れた後、炭治郎は鬼への怒りを強めるのだった。
「人間はお前の家族だ。人間を守れ。鬼は敵だ!」「人を傷つける、鬼を許すな!」
炭治郎の不在中、鱗滝が禰豆子にかけた暗示。効くかわからないと言っていたが、禰豆子は炭治郎以外の人間も家族と重ねて守り、鬼と戦うようになった。
「鬼舞辻無惨!!俺はお前を逃がさない。どこへ行こうと地獄の果てまで追いかけて必ずお前の頸に刃を振るう。絶対にお前を許さない」
浅草で発見した鬼舞辻無惨は、通行人を手にかけた。無惨を追いかけたいが、鬼となった男性を放っておけない炭治郎が叫んだ言葉。炭治郎がされたことを考えれば当然の言葉だが、始まりの鬼にここまで言える炭治郎、すごいな……。
「珠世様は今日も美しい きっと明日も美しいぞ」
愈史郎の言葉。珠世が禰豆子や鬼について真剣な話をし、真剣な顔をしながら脳内で思っていたのがこれ。多分ぜんぜん話聞いてない。いい感じに頭がおかしい。
「弱すぎる」
珠世のセリフ。十二鬼月だと言っていた手毬鬼と矢印鬼だったが、手毬鬼の目には十二鬼月ではない。また矢印鬼もそうではないでしょう、という言葉に続く。あんなに苦戦した相手が「弱すぎる」と言われ、炭治郎は青ざめておどろく。見てるこっちもびっくりだ。これから戦う鬼たち、どれだけ強いのか。
手毬の鬼の最期
無惨の呪いによって死んだ手毬の鬼。最後は子どものように「毬、毬、遊ぼ……」と言って死んでいった。たくさん人を殺しているだろうが、無惨に十二鬼月だと騙され殺された鬼を目の当たりにし、複雑な気持ちになる炭治郎。
「ありがとう禰豆子さん ありがとう」
人間は仲間なので守るように、という暗示をかけられた禰豆子。だが鬼である珠世と愈史郎のことも同じように守ろうとし、抱きついたり頭を撫でたりする禰豆子。炭治郎に「禰豆子には二人が人間に見えているんだと思います」と言われ、涙しながらお礼を言った珠世の言葉。もともとは人間だった珠世。200年以上の時を経て自分を人間だと思ってくれたことが嬉しかったのだろう。微笑ましいが、切なくもあるシーンだ。
「お前の妹は美人だよ」
珠世のことしか眼中になく、炭治郎に暴力をふるったり禰豆子に「醜女だ」と言ったりかなりな行動を取っていた愈史郎。そんな彼が別れ際に炭治郎に告げた言葉だ。つ、ツンデレかよ……。ちなみに禰豆子にはなぜか六太だと思われ、頭を撫でられていた。
次回は「第三夜 鼓屋敷編」
次なる鼓屋敷編では炭治郎と禰豆子は、善逸と行動をともにすることになる。引き続き楽しみだ。
(文:ぐみ)
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