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<恋です!>第6話レビュー:学びも胸キュンもくれる!優しい世界よ、ありがとう…(※ストーリーネタバレあり)<~ヤンキー君と白杖ガール~>



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杉咲花が主演するドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」が2021年10月6日(水)放送スタートした。

WEB閲覧数累計2000万PVを突破した人気漫画「ヤンキー君と白杖ガール」(作:うおやま)を実写化した本作は、勝気だけれど恋に臆病な盲学校生の少女と喧嘩っ早いけれど根は純粋な不良少年が運命の出会いを果たし、惹かれ合っていく新世代のラブストーリー。主役の赤座ユキコを杉咲花、ユキコと恋に落ちる黒川森生を杉野遥亮が演じる。

本記事では、その第6話をcinemas PLUSのライターが紐解いていく。

「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」第6話レビュー

筆者、「見えても見えなくても同じものを好きになれる」という言葉と、その優しいメッセージがあまりにも素敵すぎて、いまだに余韻が続いております…。

マラソン大会の練習に励むユキコ(杉咲花)と、それをサポートする黒川(杉野遥亮)。「絆」と呼ばれる伴走ロープで繋がっていることにうれしそうな黒川がかわいい。それ以上に、しっかり伴走の役割を果たしていることに頭が上がらない。この人、見えないところですごい勉強してるんだろうな。
一方の空(田辺桃子)は、先生に気を遣って伴走をつけず1人で練習。なんだかちょっと雲行きが怪しい。
練習を終えたユキコと黒川は、練習中の空が自転車に躓いて転んでしまうところに遭遇する。「大丈夫だから」と強がる空は震えていた。


黒川が調べてみると、空の練習中に空き缶や石などを置く人がいるらしいことが発覚。そいつを捕まえると名乗り出るが、空は「黒ヒョウも見える人だから」「見える奴なんか大嫌い」と拒絶する。さらに、「見えてるアンタには分からない」と言葉を重ねる空。ヒートアップしていく空をユキコは冷静に諭すが、もうその言葉は届かなかった。

ユキコと空の出会いの回想は、そのまま空の芯の強さを見ているようだった。盲学校に転入してきて、まだ白杖を持つことにも不慣れだったユキコを優しく導く。初めてのことも乗り越えていく。優しい世界がじんわり染みる。(ここでも茶尾(古川雄大)の声かけが素敵だったので見習いたい。)
そんな過去を思い出し、このままじゃダメだと、翌朝学校で会うなりお互いに謝り合えるユキコと空の関係が素敵だった。

自分は空と仲直りできたが、黒川とも仲直りしてほしいユキコ。ランニングコースを考え、空と黒川に走ってもらうことに。勝負だよと焚きつけるユキコ、2人の性格をよく分かっていてさすがだ。
ユキコ考案のコースには、要所要所に2人の好きなものが配置されていた。どこからともなく流れてくる「ルパン三世」のテーマソング、とんこつラーメンの香り…音と匂いで弾み出す会話。なんてかわいらしい計画だろう。こんな罠なら、ぜひかけられたい。(イズミ(奈緒)と獅子王(鈴木伸之)を借り出したのは、姉の恋路をサポートする狙いだろうか…? やるな、ユキコ!)
そしてユキコの「見えても見えなくても同じものを好きになれるんだよね」という言葉が飛び出す。当たり前のようだが、言われなければ気付くことは難しかっただろう。こういう学びを、このドラマは毎回さりげなく与えてくれる。

そんな折、置きチャリクソ野郎(誰が考えたか、語呂のいいあだ名だ)が見つかったと連絡が入る。
「黙ってねぇで何とか言えよ」と胸倉を掴む黒川に、そういえばこの人ヤンキーだったと思い出す。ユキコといる時はあんなにとろとろの笑顔だから、温度差にちょっと食らった。
なんと犯人は、空の元カレだった。「できる限りのことしてあげた」「君の目の代わり」…言葉を重ねれば重ねるほど、“そうじゃない”が積もる。そんなもの、本当に空が求めていると思ったのだろうか? でもこれも、このドラマを見たからこそ得られた価値観の変化かもしれないと思い直す。
空は、いつも周囲に謝ってばかりの元カレといるのが辛かったのだと言う。それを聞くと、ベンチで席を譲られ「あざーす!」とナチュラルに言う黒川がどれだけすごいか分かる。月並みだけれど、これからは“すみません”より“ありがとう”を多く言おうと思った。

胸に迫る内容が盛りだくさんだったが、最後に胸キュンシーンの2連発!!

練習の甲斐あって、マラソンではぶっちぎりの1位だった空。
そんな空をこれまで名字で呼んでいた青野(細田佳央太)がおもむろに“空ちゃん”と呼ぶ。今回の一件で、空への思いがところどころに溢れていた青野。名前で呼ばれ、空もまんざらでもなさそうだ。「機は熟したかなって」とおどけて見せる彼が愛おしい。

そして極めつけはこちら。
空の走りを褒めてばかりの黒川に嫉妬するユキコ。「妬いてくれてます?」からのキスは、さすがに黒川ズルすぎるって…!!! 「今の何だった?」ととぼけて見せ、最後にはにやにやを隠し切れないユキコがあまりにもかわいくて抱き締めたくなった。この幸せを永遠に見せてほしい…。

穏やかに終わった第6話。さて、次回も楽しみだ!

「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」第6話ストーリー

盲学校で開かれるマラソン大会に向け、森生(杉野遥亮)はユキコ(杉咲花)のマラソン練習に付き合うことに。『絆』こと伴走用のロープを握ってノリノリの森生の一方、運動嫌いですぐにサボろうとするユキコ。今まで知らなかったユキコのダメな一面を知り、ますます愛おしく思う森生は、キスのチャンスを伺うが……。

一方、獅子王(鈴木伸之)と同じジムに通い始めたイズミ(奈緒)も、獅子王を食事に誘おうとチャンスを狙うが、前途多難な予感で……。

そんな中、ユキコたちは、近くでマラソン練習をしているはずの空(田辺桃子)と合流するため公園へ。しかし、そこには伴走者なしで一人走る空の姿が。しかも空は、森生たちの目の前で放置自転車に激突して転んでしまう!慌てて助けに向かった森生とユキコに強がってみせる空だが、ユキコは空の声が震えていることが気にかかる。森生は、友達の異変を心配するユキコの力になりたいと考えて……。

翌日。学校帰りのユキコと空に声をかけた森生は、茜(ファーストサマーウイカ)の喫茶店へ。付近のヤンキーたちに話を聞いた森生は、空が走る道にわざと障害物を置いて、練習を邪魔しようとした悪意ある人物がいるらしいことを突き止めていた。森生の行動に感謝するユキコだが、唯一の取り柄である“走ること”を諦めたくない空は、森生も「見えない」自分をバカにする「見える」人たちと一緒だと頼ることを拒否し、突然態度を硬くしてしまう。さらに、空の鬱憤は仲裁に入ろうとしたユキコに向かっても爆発して……!

その日。空の言葉が刺さった森生は、自分とユキコたちの間には超えられない壁があるのではないか、と苛立つ。そして、親友と恋人、自分にとって大切な二人が分かり合えないことを悲しく思うユキコは、何か自分にできることがないかと考えるが……。

(文:あまのさき)


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