2021年11月25日

<新作レビュー>『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』、ディカプリオをも巻きこんだ美術界の一大スキャンダルが暴かれる!

<新作レビュー>『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』、ディカプリオをも巻きこんだ美術界の一大スキャンダルが暴かれる!

『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』作品情報

【あらすじ】
2017年、レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の傑作とされる『サルバトール・ムンディ』、通称“男性版モナ・リザ”が、オークションで史上最高額となる510億円で落札された……。すべてはニューヨークの美術商の“第六感”から始まった。ダ・ヴィンチには“消えた絵”があり、それには救世主が描かれているという説がある。名も無き競売会社のカタログに掲載された絵を見て、もしかしたらと閃いた美術商が13万円で落札したのだ。その後、彼らはロンドンのナショナル・ギャラリーに接触、専門家の鑑定を得たギャラリーは、ダ・ヴィンチの作品として展示する。そんななか、お墨付きをもらったこの絵にあらゆる魑魅魍魎が群がり始める。その意外な身元を明かすコレクター、手数料を騙し取る仲介者、利用されたハリウッドスター、巧妙なプレゼンでオークションを操作するマーケティングマン、国際政治での暗躍が噂されるある国の王子……。一方で、「ダ・ヴィンチの弟子による作品だ」と断言する権威も現れ、そして遂に510億円の出所が明かされる。だが、それはルーブル美術館を巻き込んだ、新たな謎の始まりであった……。 

【予告編】


【基本情報】
監督:アントワーヌ・ヴィトキーヌ

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