一度聴いたら忘れられない、セリフ付きの18曲:アイドル・バンド・宴会ソングなどなど
いまだに覚えてる、懐かしのセリフ曲
1.SPEED「熱帯夜』(1997)
4thシングル「Wake Me Up!」のカップリング曲ながら、名曲と言われている「熱帯夜」は、好きな男の子への気持ちが溢れつつも言えない女の子の気持ちを歌った曲。「もしもアタシが彼女だったらすごくいいよ……」というラップ部分も印象的だし、仁絵→多香子→絵理子→寛子と年齢が高い順に話すセリフもいい。
「今日は今年一番の熱帯夜
体がすごく暑いのに 心だけ何故かとても寒い
風が…夜風が強くなってきた
夏が逝くねもう夜明けが近いよ」
発売当時は中学生、あどけなさやちょっと歌わされている感じもあったが、上記でご紹介している動画は2011年に大人になった彼女たちが歌いなおしたものだ。さまざまな経験を経てきたからこその解釈が加わり、時を超えてさらなる名曲に仕上がっている。
2.大黒摩季「チョット」(1994)
1994年リリースの大黒摩季の楽曲。タイトルだけだと軽めの曲かと思いきや、「チョット待ってよ Good-Bye優しい声で卑怯な逃げ方 傷付けて欲しかったもう二度と愛せないように」という出だしからわかる通り、一見優しいひどい男に捨てられた女の歌なのだ。さらに歌詞を見るとわかるが、二股をかけられてもう一人を最終的に選んだ、というしんどい状況。歌詞には書いてないのだが、セリフ(ラップ?)部分がある。
「裏切る恋は純粋なBeauty わかっちゃう私 仕方ないCry Cry
こればっかりは天地災害 自分責めたって愛してない
堪え性のないヤサ男って 若気の至りで諦めよう
傷ついたなんて思わない ありがとうなんて絶対言わない!」
特に最後の一行が沁みる。確かにクズ男にひっかかるのって天地災害みたいなもんだし、騙されたほうが悪いわけではない。相手のことをまだ好きだけど力強く前に向かおうとしている主人公(強がりかもしれないけど)が愛おしい。
セリフ曲、いつ聴いてもパワーがもらえていい
さまざまなジャンル・時代のセリフ曲をご紹介したが、ジャンルや時代に関わらず、セリフがある曲はメッセージ性が強く、今聴いてもパワーをもらえるものが多いなと感じた。読んでくださった方が気になる曲が、1曲でもあったらうれしい。【関連記事】モーニング娘。は、いつだって今が一番かっこいい|#金スマ21 でTwitterトレンド1位!&うたばんも復活!
(文:ぐみ)
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