Netflixでしか観られないクリスマス作品3選
少しブラックだけど笑える大人向けのものから、家族全員で楽しめるキラキラ&ワクワクのファンタジーまで、その時の気分に合わせて選んでみてくださいね。
「帰ってきたクリスマスの父」(2021年)
家族がテーマのブラックコメディです。
イギリス郊外の大邸宅に住む完璧主義の主婦キャロラインは、久しぶりに母親や姉妹が集まるクリスマスパーティーの準備を一生懸命に頑張ります。
しかしキャロライン以外の家族は、みんな自由奔放で個性的。
それでも潤滑油的な役割を担おうとする真面目なキャロラインでしたが、なんとそこに家族を捨てた父親が27年ぶりにフラリと帰ってきます。しかも、若い恋人を連れて……。
ひとりで奮闘するキャロラインがなんだか可哀想に見えるシーンも多いのですが、一見自分勝手に見える人が、実は家族のために人一倍我慢と妥協をしていたことが明らかになっていきます。
一人ひとりの努力によって絶妙なバランスを保ち、維持されている“家族”という集団。
身近な人の“見えない努力・見えない優しさ”にも、なるべく気づけるようになりたい、と考えさせられます。
→Netflix配信ページ
「ラブ・ハード」(2021年)
マッチングアプリでの出会いがテーマのラブコメディです。
幸せになりたいのにダメ恋愛ばかりしているアメリカ西海岸在住のライターの女性ナタリーが、マッチングアプリで出会った東海岸在住の性格の良さそうなイケメン男性ジョシュに一目惚れ。
すぐに運命を感じ、クリスマスシーズンに西海岸から東海岸まで飛びます。彼の実家にいきなり突撃訪問すると、そこに現れたのはなんと別人……。
主人公ナタリーの惚れっぽさと軽すぎるフットワークに笑いながらも、根は純粋で優しい女性なので、あたたかい気持ちで応援したくなるはずです。
→Netflix配信ページ
「クリスマスと呼ばれた男の子」(2021年)
サンタクロースの少年時代を描いたファミリー向けファンタジー。マット・ヘイグによる同名の児童書が原作です。
はるか昔、フィンランドの山の奥に、ニコラスという少年が木こりの父親と二人で暮らしていました。
ある日国王が「辺境のエルフヘルムに眠っているとされる、希望をもたらすものを持ち帰った者に報酬を与える」とお触れを出したため、父親は賞金稼ぎのためにエルフヘルムへと出掛けます。
残されたニコラス少年は、同居する意地悪な叔母の仕打ちに耐えられなくなり、父親を追いかけて冒険に出ます。
途中でトナカイを助けて仲間になり、エルフヘルムへとたどり着くニコラス少年。
あどけなさが残るニコラス少年の孤独で過酷な旅路は涙を誘いますが、映像は一貫してとても華やかでキラキラした世界観。
観ているだけで某テーマパークに遊びにきたような錯覚に……。
幻想的で夢心地な気分に浸って、現実逃避できる作品です。
→Netflix配信ページ
上記の他にも、Netflixでは面白いクリスマス映画が沢山配信されています。ぜひチェックしてみてくださいね!
(文・吉野潤子)
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