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2021-12-12

『仮面ライダーBLACK』2つの魅力と『仮面ライダーBLACK SUN』への期待を語る

■オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会

先日キャストの発表に加えてビジュアル、そしてバトルホッパーがお披露目された『仮面ライダーBLACK SUN』。

1987年に放送されていた『仮面ライダーBLACK』が30数年の時を経て、新たに作られるわけですが、『仮面ライダーBLACK』は僕が生まれて初めて見た仮面ライダー作品、つまりマイファーストライダーなのです。

4歳だった篠宮少年の眼球に『仮面ライダーBLACK』が強烈なインパクトと魅力を焼き付けてくれたおかげで、38歳になってもなお、毎週日曜の朝に興奮することのできる頭になっているのです。

『仮面ライダー電王』的な用語を使わせてもらうなら、僕にとって『仮面ライダーBLACK』はまさに特異点なのです。

『仮面ライダーBLACK』で仮面ライダーを知り、そこからさかのぼって昭和ライダーの作品を見ていき、『仮面ライダーBLACK』後の作品はリアルタイムで見続けてきており、つまり自分のライダー史の起点は『仮面ライダーBLACK』になるのです。

では、大人になっても仮面ライダーの沼から抜け出せないほどの衝撃は『仮面ライダーBLACK』のどこにあったのか、自分のルーツを再確認する意味も込めて、あらためて考えてみたいと思います。

『仮面ライダーBLACK』を語るときに一番に出てくる話題といえばシャドームーンのかっこよさだったりするんですが、シャドームーンが登場するのは35話で作品のかなり後半なんです。

なので、シャドームーンで『仮面ライダーBLACK』にハマるとかではありませんでした。

シャドームーンが登場したときには、すでにハマっていた状態だったのです。

では、どこに衝撃を受けたのか。

まずはゴルゴムの三神官と怪人が怖過ぎたこと。

とにかくこれに尽きます。

ダロムのしわくちゃな顔が気持ち悪いし、怪人もそれまで見てきた『電撃戦隊チェンジマン』、『超新星フラッシュマン』、『巨獣特捜ジャスピオン』、『時空戦士スピルバン』のどの敵よりも不気味で、実際に存在していそうなリアルさも感じてました。

特にトラウマとして強烈に残っているのは、サボテン怪人の回。

怪人たちの食糧であるゴルゴメスの実が不足し、その対策として雨を降らせ、その雨を浴びた人間の体からゴルゴメスの実がなる植物を発芽させ栽培する、という作戦もなかなかグロテスクなものでした。

さらに、このサボテン怪人が空腹に耐えきれずゴルゴメスの実を貪り食べるシーンがあるんです。

そのシーンはトラウマになるほど気持ちが悪かったのですが、怖いもの見たさに当時出たばかりのビデオデッキで録画したその回を繰り返し見ていました。

ちなみにサボテン怪人の回は、体についた棘のせいでBLACKの攻撃が効かずにハラハラしたことも、とても覚えています。

次にバイクアクション。

平成ライダーでもバイクを使った名シーンはたくさんありますが、『仮面ライダーBLACK』ではもっとバイクと密接な関係にあります。

バトルホッパーのバイクバイクしてない生物的なビジュアルは唯一無二で、ハートを鷲づかみされており、いまだに最も好きなライダーマシンの一台だったりします。

そのバトルホッパーは作品中に何度も何度も活躍。

初っ端、南光太郎がゴルゴムの改造手術から逃げ出す際から登場、その後はBLACKがピンチに陥ってもひとたび「バトルホッパー!」と呼べば駆けつけ、BLACKを救い、サイ怪人に破壊されても再生し、タマムシ怪人に操られて爆発させられても無傷で生還、最後シャドームーンにズタズタに斬りつけられ命を失うまで、まさにBLACKの相棒的存在として活躍。

先日、新生バトルホッパーに跨らせていただいたときに思ったのは、まだ作品を見ていないから、正直、このバトルホッパーには愛着が湧くとかそういうことはないはずなんです。

しかしバトルホッパーと名付けられたものに跨っている、ということに興奮したんです。

それほど、バトルホッパーは特別な存在なのです。

そしてこの生物的なバトルホッパーとは対照的なハイパーメカニックなバイクも『仮面ライダーBLACK』には登場します。

それがロードセクターです。

バトルホッパーと比べるとアクロバティックなことはできませんが、それに代わるロードセクターの魅力はスピード。

アタックシールドが開閉するギミックが子供心をやたらとくすぐる。

先ほど書いたバトルホッパーがタマムシ怪人によって操られてしまったときには、ロードセクターVSバトルホッパーという構図が出来上がり、BLACKのバイク同士で争うバイクチェイスが見れます。

さらには25話でシャドームーンが登場するまでに盛り上げてくれた敵、ビルゲニアがロードセクターのようなメカを作らせてできたヘルシューターとのバイクチェイスもあり、BLACKの魅力的なアクションはもちろんのこと、バイクアクションも僕の脳裏に強烈に焼き付きました。

とにかくこの二つの要素が僕の中でかなり大きな割合を占めています。

当然細かいところもあげればキリがありません。

ということで『仮面ライダーBLACK SUN』が配信される前に、『仮面ライダーBLACK』もまた見返しておきたいと思います。

ちなみに樋口真嗣さんの話では『仮面ライダーBLACK SUN』にもロードセクター、そしてビルゲニアが登場するそうです。

楽しみー。

(文:篠宮暁)

【オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会】

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第233回:小澤亮太の見事なアクションに山田裕貴のニクい演出も!『テン・ゴーカイジャー』と、この10年

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