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2021年12月19日

<オズワルド・畠中さん>見え隠れする「5つ」の魅力を語らせてほしい!

<オズワルド・畠中さん>見え隠れする「5つ」の魅力を語らせてほしい!

2019年から3年連続で「M-1グランプリ」の決勝進出を決めたオズワルド。

ここ数年で彼らは、主戦場である劇場はもちろん、テレビ・ラジオなど活躍の場を大いに広げている。

特に2021年は、ツッコミ・伊藤俊介さんのバラエティ番組やCM・ドラマ出演など目覚ましい活躍が増えた年だった。一方、ボケ担当の畠中悠さんはABEMAの「しくじり学園 お笑い研究部」でメイン企画回が放送されたものの、まだ十分にスポットライトが当たっているとは言いづらい。

「伊藤さんの横に立つ、のんきそうな長身男性」

そう思っている方もいるのではないだろうか。

しかし、2022年は伊藤さんと共に、畠中さんも認知度や人気が爆発する年になる。

祈りにも似た予言として、畠中さんの魅力を今のうちに紐解いておきたい。

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いつでも自然体

実直、律儀、寛大、頑固、時に繊細…。畠中さんを知れば知るほど、彼を一言で形容するのは難しい。ただ言えるのは、いつでも畠中さんは「ありのまま」「自然体」な人だということ。

自身のYoutubeの生配信に遅刻してしまった際も、畠中さんは寝癖をつけたままの姿で「言い訳していい?」と一言置いてから理由を話し始める。遅刻理由は「アラームのAMとPMの設定を間違えていたから」と、申し訳なさそうに話す畠中さんの、どんなときでも自分を大きくも小さくも見せない等身大の姿は、憧れてしまう。

また、オズワルドが毎週洋楽と邦楽のトップ10を紹介する音楽ラジオ番組では畠中さんだけでなくオズワルド2人の「自然体」が感じられる。

流行に疎い2人は、洋楽のアーティストに対して「知らないなぁ…」「(アーティスト写真を見て)思い描いていた印象と違う」などと平気で発言。

音楽番組としては斬新すぎて、最初はハラハラした。しかし最近ではその様子もお決まりになってきており、洋アーティストを地元の友達のように扱うシーンも多々見受けられる。LuckyFM茨城放送が聞ける地域の方は、ぜひ一度オズワルドの肩の力が抜けた悪ふざけ音楽トークを聴いてみてほしい。

アーティストも虜にする作詞・作曲力

2020年の自粛期間中にギターを始めた畠中さん。元々、吉田拓郎・さだまさし・中島みゆきといったアーティストが好きなことから「弾き語り」をしてみたくて始めたそう。

そこからさらに作詞・作曲もするようになり、名曲たちが続々と誕生。また、アーティストのヒグチアイさんが畠中さんの曲「あたらしいとうきょう」をカバーし、ラジオで流れたことも記憶に新しい。

相方、伊藤さんは畠中さんのソングライティング能力を「天才」と絶賛。最近では畠中さんの歌声が、テレビやライブなどで披露される機会も増えつつある。2022年は芸人としてでなく、アーティスト・畠中として音楽番組に呼ばれる日もそう遠くないだろう。

昭和のフォークソングを感じさせるメロディに、優しく肩にポンと手を置かれたような、あたたかみある歌詞。「いろいろと疲れた…」と感じている人には、ぜひ聞いてほしい、筆者にとって心の栄養剤的な畠中ソングたちを紹介する。

単独ライブで披露された「あたらしいとうきょう」


シェアハウスで同居している後輩芸人さんたちと作った初期曲「全部自分で自分は誰かで」

哲学がありそうな独自の視点

「ハゲるとかっこ悪いって、誰が決めたんだろう?」
「クリスマスが終わったら、イルミネーションを飾っている家はすぐに外してほしい。サンタクロースも『まだ満足してないのかな?』とプレッシャーに感じると思う」

挙げ出すとキリがないが、畠中さんの長尺トークには独特の視点を感じることが多い。中には生死に関することや普遍的な家族愛について語られることもあるが、伊藤さんのツッコミによって「哲学的な話」ではなく「実は哲学っぽい雰囲気をまとっただけの話」と明かされることもままある。

そこも含めて畠中さんの魅力。いつか小説やエッセイを書いてみてほしい芸人さんの一人だ。

ノスタルジーあふれる語り口

「芸人になろうと思ったきっかけは、さくらももこさんの『ひとりずもう』を読んで」「会いたかった著名人は、さくらももこさん」と話す畠中さん。

畠中さんの雰囲気や語り口は『ちびまる子ちゃん』に登場するキャラクターをどこか彷彿とさせる。のんきで楽観主義で、でも一癖あるキャラクターが多い「ちびまる子ちゃん」の世界に「畠中」というキャラクターが紛れていても、違和感がないと思うのは筆者だけだろうか。

ちなみに畠中さんは北海道出身で、実家は昆布漁をされている。小さい頃から祖父母と共に暮らし、昆布の収穫時期にはきょうだい(兄・姉)と共に家族総出で収穫をしていたそう。

ライブやラジオで、畠中さんがご家族に電話をする場面が何度かあった。どの場面でも、畠中さんが北の大地であったかく育ったことが想像できる、朗らかでゆるやかな雰囲気に包まれているご家族とのやり取りだった。

そういえばオズワルドの初単独ライブ時は、ちょうど北海道のご実家は繁忙期だったよう。


その他にもご家族の話や、芸人になる前に畠中さんが勤めていたチョコレート工場の話は爆笑必須。どこか懐かしさを感じながら、フフッと笑える話を聴きたい方には、畠中さんのトークがおすすめだ。


#3「畠中とチョコレート工場」

漫才に対する情熱

たいてい優しげな雰囲気で一定のテンションの畠中さんだが、こと漫才やM-1グランプリの話になると「絶対優勝」「必ず優勝」と熱を帯びた発言が目立つ。柔らかい雰囲気の中に秘められた、メラメラと燃える漫才への想いが見え隠れする瞬間だ。このギャップや、漫才に対する熱も畠中さんの魅力のひとつだと感じる。

本記事を執筆している時点では「M-1グランプリ2021」決勝前。

結果はまだ分からない。ただ、オズワルド畠中さんが今以上に飛躍する覚醒前夜であることは間違いないはず。

他にもまだまだお伝えしたい魅力はあるが、彼らが大きな戦いを終えてからでもきっと遅くはないだろう。

今回はこのへんで、一旦やめさせてもらいます。

(文:ふじい)

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