「ムチャブリ!」第2話レビュー:前途多難なレストランオープン!?雛子に立てられた3つの恋愛フラグも(※ストーリーネタバレあり)
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高畑充希主演の水10ドラマ「ムチャブリ!わたしが社長になるなんて」が2022年1月12日より放送スタート。
ベンチャー企業「リレーション・ゲート」で社長・浅海(松田翔太)の秘書を務める雛子(高畑充希)。いきなり子会社の社長に指名されるという”ムチャブリ”に、彼女はどう対応していくのか? 生意気な部下・大牙(志尊淳)に軽んじられながらも、現実を受け入れていく様が描かれる。
本記事では、第2話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
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「ムチャブリ!」第2話レビュー
社長に就任したばかりの雛子(高畑充希)は、社長としての”決断する仕事”があまりにも多いことに辟易していた。店名、店内の内装、メニュー、チラシのデザイン、使うナッツやワインの種類など……。しかし、生意気な部下・大牙(志尊淳)にすべてを任せることで、なんとか難を逃れる雛子。仕事がデキる大牙は、ここで成果を上げることで、なんとか本社に戻してもらおうと企んでいた。テキパキと細やかな部分まで仕上げていく様はさすが”デキる男”! しかし、それもすべて本社に返り咲くための仕事なのである。
そんなこんなで、ついに新しいカジュアルフレンチレストラン「プチボナール」が開店! ようやくここまで漕ぎつけたことに安堵する雛子たちだが、一難去ってまた一難。記念すべきオープン日にも関わらず、客足が芳しくないのだ。
なかなか客を呼べない背景には、2つの問題点があった。
ひとつは、チラシに「プチボナール」の地図を入れ忘れたこと。そしてもうひとつは、近所にライバル店がオープンしたこと。
このライバル店、野上フーズの社長子息であり、企画戦略部・部長の野上豪(笠松将)が手がける店だった。メニューも価格も魅力的で、テレビ取材も入り話題になっている人気店である。
チラシのミスも相まって、意気消沈してしまう大牙。彼を慰める飲み会を開く雛子だが、酒の入ったやりとりが加速するにつれ性格の不一致が明確になり、しまいには「アホ! アホ!」と罵り合う形になってしまう。
なんとも前途多難なレストランである。しかし、お互いの恋が燃え上がるのに障害はつきものだ。筆者はこの第2話を見て、本ドラマには"3本"の恋愛フラグが立つだろうと予測している。言わずもがな、1本目のフラグは雛子+大牙。犬猿の仲だったふたりがいつの間にか恋に落ち……といった展開は、恋愛ドラマでは王道だろう。
2本目の恋愛フラグは、雛子+浅海社長(松田翔太)。もともと、浅海社長に信頼されていた秘書だった雛子は、彼との関係性も深い。経営コンサルタント・桧山(優香)を紹介されたときも、どんな関係の女性なのか気にかけている描写が見受けられた。本人は自覚していないようだが、浅海社長への恋心に気づく展開になってもおかしくはない。
そして3本目の恋愛フラグは、ライバル店を手がける野上フーズの野上豪である。
偵察も兼ねてライバル店へ食事に向かった雛子と大牙に対し、一見礼儀正しく挨拶するも「浅海社長の肝入りのレストランだと聞いて戦々恐々としていたが、考えすぎだった」などと煽っている。闘志を燃やす雛子。ライバルとして意識するあまり、いつの間にか……といった展開も期待できる。
「プチボナール」は、小さな子供を連れて外食しづらい悩みを持つ親世代に向け、子供の食事料金を無料にしたり、子供専用のメニューを作ったりなどして、方向転換を図った。それが功を奏したのか、経営は少しずつ上向きに。
お仕事ドラマとしても、恋愛ドラマとしても見応えのある本作。次回も楽しみに見守りたい。
(文:北村有)
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