お笑い

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2022年01月30日

お笑い好きライターが選ぶ「いい声推し芸人」ベスト11!お笑いは声でも楽しめる!

お笑い好きライターが選ぶ「いい声推し芸人」ベスト11!お笑いは声でも楽しめる!


GAG・福井俊太郎さん

4年連続でキングオブコントの決勝進出という経歴を持つ、実力派トリオGAG。マヂカルラブリーやすゑひろがりずも活動している大宮の劇場でのユニット、大宮セブンの一員でもある。

メガネとヒゲ、そして低音ボイスが特徴的な、GAG・福井さん。自身の声を「低くねっとりした声」=「ひくねと」と称して、Youtubeの個人チャンネル名にもしている。

この福井さんのyoutubeチャンネルは、福井さんの声やも人柄も楽しめてとても面白い。

あるときは美味しいものを食べて、ひくねとボイスで「旨 旨 旨〜(うま うま うま〜)」と言い放つ。あるときは芸人仲間の「ダサい話」を語ったり、「ダサ補充」と言って仲間にダサい話を直接聞きに行ったりする。福井さんの繊細な感性と、独自の着眼点が垣間見えれるランキング動画も見逃せない。個人的なおすすめは「清潔感のある私服芸人ランキング」の回。

芸人の私服のおしゃれさ・ダサさについて言及する動画はあっても、なかなか「清潔感」に焦点を当てて語る人は、福井さん以外にいないのではないか。



空気階段・鈴木もぐらさん

昨年のキングオブコントの覇者である空気階段。筆者が空気階段の沼に落ちたきっかけとなったのは、下記のネタ「ゆうえんち」を初めてライブで見た時だった。



一般的に空気階段のコントは、もぐらさんが独特な口調でインパクトあるキャラクターを演じるイメージが強いかもしれない。

しかしこのネタに関しては、もぐらさんは正義感あふれる刑事役で、かたまりさんの方が猟奇的な犯罪者を演じている。この、もぐら刑事の声が驚くほど良いのだ。

当時のライブ会場で、もぐら刑事の発声の良さだけで筆者は笑い泣きしてしまった。歯の抜けたおじさんや職業不詳の人を演じる際の、独特な話し方をするもぐらさんも良いが、きちんとしたキャラクターを演じるネタでの、もぐらさんの声にもぜひ注目して頂きたい。

【関連記事】空気階段・鈴木もぐらのイメージを覆すトリビア20

ビスケットブラザーズ・原田泰雅さん

関西で活躍中の原田泰雅さんと、きんさんによるコンビ・ビスケットブラザーズ。漫才とコントができる両刀芸人で、2021年「NHK上方漫才コンテスト」で優勝という戦績をおさめた。

コントでは、きんさんが女性役、一方の原田さんは唯一無二の濃いキャラクターを演じることが多い。このコントでの原田さんの声は、見る者を包み込むように響くダンディでいい声なのだ。



ちなみにビスケットブラザーズは、空気階段の1年先輩にあたる。関東の弟分である空気階段と2組でライブを開催することもあり、お互いに慕い合っている様子がうかがえる。特に2組のユニットコントは、濃いキャラクター同士のぶつかり合いだ。

空気階段が好きな方は、ぜひビスケットブラザーズのネタ、そして原田さんの声の良さもチェックしてほしい。


大自然・ロジャーさん

大阪出身のしんちゃん、沖縄出身のロジャーさんのコンビ「大自然」。漫才・コントのネタも面白いが、筆者の中では焚き火と一緒にトークをする「焚き火ラジオ」がツボだ。



10人目の良い声芸人として筆者が推すのは、短髪・あごヒゲがトレードマークの大自然・ロジャーさん。耳心地が良いロジャーさんの重低音ボイスは、実はあらゆるところで引っ張りだこ。大自然が出演していないお笑いライブのエンドロールに「ナレーション・ロジャー」と記載があることもしばしばだ。

最近では「あれ?この声、ロジャーさん?」と思うことが、お笑いライブ以外にも増えつつある。ドラマの世界にも活躍の場を広げる、ロジャーボイス。きっと知らない間にあなたの耳にも、ロジャーさんの声は届いているはずだ。



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