2022年03月13日

渡部秀の“欲望”がこの作品を生んだと監督も絶賛『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』初日舞台挨拶詳細レポート

渡部秀の“欲望”がこの作品を生んだと監督も絶賛『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』初日舞台挨拶詳細レポート

自分の目で見て、それぞれに感じてほしい


MCから『監督が思う見どころ』を聞かれた田崎監督は、映司とアンクに関しては「ここで僕がとやかく言うものではないと思います。皆さんも楽しみにして来ていると思いますので、ここでは何も言いません。皆さんに観ていただくしかないかなと思っています」と、待ち続けていたファンの気持ちに寄り添い、敢えて語ることはしなかった。

比奈の見どころについては「比奈ちゃんを要とした映司とアンクというカットがテレビシリーズの最終回にありましたが、そういった構図がこの映画にもあります。比奈が、ちゃんと“比奈の居場所”にいて、待つことによって『オーズ』のカンパニーが成り立って、みんなが集結できるんだということが映画を観ていただければわかると思います。さっき(高田が)言った『2度撮り直した、アンクとの3度目の正直のシーン』も非常にいいシーンだなあと思って、編集も丁寧にやらせていただきました。あ、別に他のシーンが雑ってことじゃないですよ(笑)」と、笑いを交えながら比奈の存在がこの映画でも重要であることをアピール。

伊達と後藤に関しては「本当に10年経ったのかよっていうぐらい、いきなりバディな感じが復活していて現場でびっくりしたのを思い出します。それと、後藤ちゃん手が震えすぎだなって思いましたのでぜひそこも観ていただきたいです(笑)」とジョークを交えながら、10年のブランクを感じさせない名コンビの活躍と、力の入った君嶋の演技を見どころとして挙げた。


締めの挨拶で田崎監督は「10年前のみなさんと今のみなさん、多分いろんなことが変わっているかと思います。僕らもいろいろ変わりまして、その結果がこういう形の映画になっていますので、ぜひお楽しみに!」と、10年経ったからこそ出来上がった映画であることをアピール。


続く岩永は「10年経って、また同じ作品の同じ役をやるというのは、俳優業をやっていてもそうそうあるものではありません。今までずっと待ってくださって、愛し続けてくださった皆さまへの感謝の気持ちでいっぱいです。結末がどうであろうと、皆さん自分のフィルターを通して、この映画が少しでも、ずっと生きていく上での活力になればいいなと、心から思っています!」と、10年変わらず『オーズ』を愛し続けてくれたファンへ感謝の言葉を送り、会場は大きな拍手に包まれていた。


君嶋は「10年間待っていただいて、ファンの皆さんがもう一度観たいという声も上げていただいた結果、僕たちはこの場所に立てているので、とても感謝しています。映画についてどういう感想を持たれるのかは人それぞれだと思いますが、最後まで楽しんでいただけたらと思います」と、新作を待ち望んだファンに最後まで楽しんでほしいという願いを込めて挨拶。


高田は「こんなに愛される作品、10年間もずっと愛され続ける作品に出られたことが私の誇りであり、芸能人生における核であり、もう逃れられない宿命。この素敵なキャスト、スタッフの方たちや監督とご一緒できたことを本当に誇りに思っています。そして、今後は“ヒナ”から白鳥になれるように...って、これは秀くんから『言ってね』って言われたんですけど(笑)、本当にそうなれるように俳優業を頑張っていきたいたいと思います。感謝の気持ちを忘れずに今後も頑張って活動していきます!」と、自分の俳優人生において大きな存在である『オーズ』を大切にしつつ、今後の更なる飛躍への決意を言葉にした。


三浦は「いろいろな思いの中、心を込めて精一杯演じました。何か皆さまの心に残って、これからの生活のなかで力になってくれればいいなと思います。僕自身もこの映画にたくさんの勇気と力をもらいました。これからも精一杯生きていきたいと思います。頑張ります!」と、高まる感情に目を潤ませながらも力強く挨拶。


最後に渡部が「実は先日、『仮面ライダーオーズ/OOO』の主題歌を担当してくださった大黒摩季さんから『10周年の映画公開、おめでとうございます。この作品に出会えて、『Anything Goes!』に出会えて幸せでした』と、ご連絡をいただきました。この『仮面ライダーオーズ/OOO』と言う作品は、大黒さんをはじめ、スタッフやキャスト、たくさんの方々に支えられて、ここまで成し遂げられた作品なんだなあと、皆さまのお顔を見て改めて実感しました。この作品は、今日公開して、まだ上映期間は続きますので、何度でもこの“仮面ライダーオーズ10周年の物語”を楽しんでいただけたらと思っています。本日はまことにありがとうございました!」と、直接撮影に携わる人たちだけでなく、支えてくれた多くのキャスト、スタッフ、ファンに向けて感謝の気持ちを込めて挨拶し、大きな拍手に包まれる中、イベントを締めくくった。


Vシネクスト『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』は2022年3月12日(土)より新宿バルト9ほかにて期間限定上映中、8月24日(水)に東映ビデオから Blu-ray&DVD が発売される。



(写真・取材・文:いぢま)

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