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「妻、小学生になる。」第10話レビュー:別れの1日。貴恵が最後に家族にしたかったこと(※ストーリーネタバレあり)


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堤真一が主演するTBSの金曜ドラマ「妻、小学生になる。」が、2022年1月21日放送スタートした。

村田椰融(むらた・やゆう)の同名漫画を原作とする本作は、最愛の妻を亡くした男性が小学生に生まれ変わった妻と再会し、戸惑いながらも生きることに向き合っていくストーリー。主人公・新島圭介役はTBSドラマに16年ぶりの出演となる堤真一。他、圭介の妻・貴恵を石田ゆり子、圭介と貴恵の娘・麻衣を蒔田彩珠、貴恵の生まれ変わりである10歳の少女・白石万理華を毎田暖乃が演じる。

本記事では、最終回となる第10話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。

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「妻、小学生になる。」第10話レビュー

貴恵(石田ゆり子)が亡くなって10年目の結婚記念日。
万理華(毎田暖乃)の体を借りて、圭介(堤真一)と麻衣(蒔田彩珠)の元に戻ってくる。

今日はやりたいことやろう。そう言って麻衣の春物の服を買いに行き、仲直りするために蓮司(杉野遥亮)のもとに行く。貴恵らしいチョイスだ。麻衣と蓮司の関係が気になっていないわけがない。
更には「実家のご挨拶ごっこ」をしたいと言い出す万理華。確かに、実際に麻衣が結婚するときに貴恵はいないんだ……と思ってグッと来る。
そんなところで「ごっこじゃなくて言いますけど」と本気のご挨拶をする蓮司~~!!! 言葉数は少ないけど、誠実で、真っすぐで娘の彼氏になってほしすぎるな……。

圭介としては貴恵になにかしてあげたい。そこで思いついたのが、貴恵の夢だった、レストランを開くこと。
守屋(森田望智)に正直に全てを話して、頼み込んで、段取りをつける。守屋としては突然「妻が帰ってきた!」「小学生の姿で!」「今日しかないから協力して!」と言われてもきょとんとしそうなものだけれど、圭介がどんな人間か知っているから、守屋は信じる選択肢しかない。

そうして、開店したレストランは圭介や、麻衣、そして貴恵に所縁のある人たちが集まり大盛況。
貴恵は守屋に向かって、「これからも圭介をよろしくね」と伝え、全ての心残りはなくなった。

……と思いきや、「悔いあった!めちゃくちゃあった!」と自分たちの農園が荒れ放題なことを思い出し、いつかはきちんと整えてほしいと頼む。
圭介は「いつかじゃダメだ」とそのまま農園へ直行。駆り出される蓮司……おつかれさま……きっと、しょっちゅうあることではないから……今日だけだから……。

荒れた農園に、新しい苗(ハバネロだろうか)を植える3人。
夜明けが近づき、別れのときも近づいているのがわかる。それは麻衣も、圭介も分かっているから、心を込めた言葉を贈る。

「大好き。会いに来てくれてありがとう」
「ありがとう。帰ってきてくれて。ありがとう。僕の妻でいてくれて」

そして「おやすみ」と麻衣たちに言われて、眠る万理華。
まもなく目が覚めた万理華。もう貴恵はいない。そんな万理華に向かって、圭介は「おはよう、万理華ちゃん」と言う。
「さよなら」ではなくて、「おやすみ」。そして「おはよう」。関わる人たち全てにとって、始まりの日だったのだろう。

貴恵はいなくなった。でも、圭介も、麻衣も前を向いて歩いていく。友利(神木隆之介)も漫画家として再スタートを切った。万理華と千嘉(吉田羊)も以前と関係が変わっていくだろう。
たくさんの人の人生をほんの少しだけ変えた貴恵が、もうどこにもいないのだと思うと、少し寂しくなる。
たくさんの人を幸せにした貴恵がまた幸せと出会えるように、と願わずにはいられない。


(文:ふくだりょうこ)


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