「探偵が早すぎる」第3話:今回はキャンプ場でトリック返し!?
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広瀬アリス、滝藤賢一主演の日テレ系ドラマ「探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り」が2022年4月14日より放送スタート。
事件が起こる前に「犯人が仕掛けたトリック」を暴いてしまう、史上最速の早すぎる探偵が再登場!大人気コメディミステリーの2期では、どんな痛快な展開が待っているのか?
本記事では、第3話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
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「探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り」第3話レビュー
今回、一華(広瀬アリス)が命を狙われる現場は……キャンプ場。職場の同僚や先輩、美津山家の孫・葉子(木下彩音)や宗介(萩原利久)、そしておなじみ橋田(水野美紀)や千曲川(滝藤賢一)とともにキャンプに向かった一華。そこでは、美津山家の次女・明日香(ソニン)が、一華の命を奪おうと策略していた。
その手法は、以下のとおり。
一華たちが宿泊するテントの内側全面に、キノコ由来の猛毒(液体にしたもの)を塗布しておく。その後、スタッフのふりをしてテント内にストーブを運び込み、火で温めたヤカンの水蒸気がテントの内側に付着して、塗っておいた猛毒が液体に戻り、一華の口内へ入り込むのを狙うのだ。
なんとも確実性に欠ける計画だ……と思ってしまう。しかし、今回も千曲川の観察力によって、事件は未然に防がれた。
まず、一華のテントを外側から観察し、杭が打たれた場所が若干ずれていることに気づいた千曲川。テント内に細工がされていることを疑った彼は、内側に毒が塗られていることもすぐに見抜いた。
あとは事前に毒を拭い取っておくだけ。代わりにハバネロを塗っておいたのは、物語の冒頭に、一華からハバネロを使ったイタズラを仕掛けられていたため、その仕返しである。
千曲川はトリック返しとして、明日香に毒をお見舞いした。前回の純三郎に引き続き、またもや病院送りにされてしまった美津山家の兄妹たち……。普通なら、お金のためにここまで命を張らないだろうと思うが、彼らは「やられればやられるほど燃える」タイプの人たちらしい。
千曲川がいる以上、一華の命は守られ続けることだろう。
トリック返しの鮮やかさとともに、このドラマで注目したいのは一華の恋愛模様である。
憧れの先輩・大谷和馬(塩野瑛久)は明らかに一華へ好意を寄せている。少し感情がわかりにくいのが宗介だ。わざわざキャンプについてきたのも、一華のことが気になっているからだろう。しかし、一華の命を狙った明日香のことを気にかけるなど、よくわからない行動もとっている。
なんだかんだ言って、一華にぴったりなのは千曲川ではないかと思ってしまうが……こんなことを言ったら、一華にとんでもなくイヤな顔をされてしまいそうである。
(文:北村有)
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