「俺かわ」第3話:SF、ラブコメ、三角関係、そして飯テロ!


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山田涼介主演のオシドラサタデー「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」が2022年4月16日より放送スタートする。

山田涼介演じる”あざかわ男子”丸谷康介と、芳根京子演じる”ロボット女”真田和泉の、不器用な大人同士の胸キュンラブコメディ。あざとかわいさで何でも乗り切ってきた男子の”消費期限”が近づきつつあるなか、恋愛経験ゼロのロボット女と出会うことで、変化が起きていく……?

本記事では、第3話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。

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「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」第3話レビュー

新商品のビール「夏浪漫」を売り出すため、ビールに合う料理レシピを考えることになった丸谷(山田涼介)たち。同じく営業部の一ノ瀬(大橋和也)と和泉(芳根京子)の3人で、丸谷の自宅に集まり料理をすることになった。

しかし、ラブコメの世界では定番の流れとも言える「アクシデントにより行けなくなっちゃいました!」展開により、一ノ瀬は当日キャンセルに。丸谷と和泉の2人でスーパーへ食材の買い出しに行き、ビールに合うコロッケを作ることに。

ともに食材を切ったり、コロッケを揚げたり、ビールとともに頂いたり……。その都度繰り出される丸谷スマイルに一切動じない和泉、ロボット女と称されるだけのことはある。

前回も2人っきりで、山奥で夜を越すアクシデントを経験した丸谷と和泉。こうも濃い時間を過ごしてしまったら……丸谷が和泉に恋の兆しを感じてしまうのも、無理はないかもしれない。

実際、たまたま丸谷の自宅へ来て2人の様子を目撃してしまった、丸谷の元カノ・莉子(鞘師里保)も、こう言っていた。「2人でスーパーに買い出しに行って料理なんて、もうデートじゃん!」と。

表面的には、感情の見えにくい和泉に対し苦手意識を持っていた丸谷も、今回を機に少し様子が変わりそうである。

と、言うのも……あまり表情を動かすことのなかった和泉が、最近少しだけ微笑むようになったのだ。それは、もともと商品開発部にいた和泉の元上司・須藤周平(津田健次郎)が姿を表すようになったから。

彼が和泉にとって憧れの上司なのかは、まだハッキリとしないところだが……。莉子、そして須藤の存在が、今後さらに面白いラブコメ的展開のキーパーソンとなりそうである。

ラブコメ、三角関係(四角関係?)、そして飯テロ要素! 「俺かわ」はなんとも一言では言い表し難いドラマだ。

SF要素として、1話に登場した謎の男(古田新太)の動向が気になるが……もしや、今後物語に強く絡んでくることはないのだろうか?

だとしたら、丸谷は無事「かわいい俺」を死守できたことになるので、それはそれで御の字かもしれない。


(文:北村有)

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