『魔女の宅急便』トリビア・おもしろネタ“8選”
>>>『魔女の宅急便』画像を全て見る(51点)
『魔女の宅急便』にまつわるトリビアを「8つ」お届け!
>>>【関連記事】<解説>『魔女の宅急便』“4つ”の盲点!これは“仕事”と“才能”の物語だ!
>>>【関連記事】歴代ジブリ作品の英語タイトル、あなたは全部知っている?
>>>【関連記事】いくつ覚えてる?ジブリ作品のキャッチコピーまとめ!
※本記事は、2020年に掲載した記事を再編集・再掲載したものです。
その1:キキの声はコナンの声
主人公キキの声を演じているのは高山みなみさん。劇中ではウルスラの声も担当しており、一人二役となっている。
なお、高山みなみさんが声優を担当した役として有名なものとして「名探偵コナン」の“江戸川コナン”や「鋼の錬金術師」の“エンヴィー”「忍たま乱太郎」の“乱太郎”などが挙げられる。
その2:ユーミンの曲は「再利用」だった
「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたなら」の2曲は1974・5年にリリースされた曲である。『魔女の宅急便』の制作期間が短かったので過去曲を選ぶことで対応となった。
結果として映画にマッチしており、楽曲も改めてヒットし大成功となった。
その3:「宅急便」はクロネコヤマトの商標
「宅配便」が正しい日本語であり「宅急便」はヤマト運輸(クロネコヤマト)の商標である。
スタジオジブリはそれに気づかずに『魔女の宅急便』の名称で進めており、ヤマト運輸からの指摘で発覚。しかし揉めることはなく、筆頭スポンサーになることでWin-Winの落とし所となった。
その4:『魔女の宅急便』の舞台は?
キキが自分の町に決めたコリコの町。この街はスウェーデン・ゴットランド島・ヴィスビュー。そしてスウェーデンの首都ストックホルムを合わせたものとなっている。
基本的にはヴィスビューがモチーフであるが、活気ある街にするためにストックホルムもモチーフとして合わせることとなった。
その5:最後にジジが喋らないのは、キキが成長したから
ジジが最後に喋らなくなることに関しては宮崎駿監督が講演会において答えている。
「ジジの声はもともとキキ自身の声で、キキが成長したためジジの声が必要なくなった。変わったのはジジではなくキキ。」
その6:最後の飛行船のシーンは「付け足し」
娯楽として映画を観に来てるからという理由で後付されたのが飛行船のシーン。スタッフは安易な付け足しに反対したが、「宮崎駿がやるんだよ。面白くなるでしょ!」で説き伏せることになった。
結果として面白いシーンに仕上がったのは言うまでもない。
その7:キキは13歳、トンボは14歳
ジブリ作品の年齢は意外に思える人物もいて面白い。
アシタカ17歳、ハウル27歳は納得するが、ムスカ28歳はなかなかイメージがつかない。
なお、超高齢なキャラクターに『もののけ姫』の乙事主500歳、『となりのトトロ』の大トトロ1302歳などがある。
その8:原作はキキが35歳になるまで描かれる
映画『魔女の宅急便』においては原作の一部分しか描かれていない。物語は35歳まで続くが、世界観が変わるため詳しくは気になる人のみ原作本を読んで頂きたい。
>>>『魔女の宅急便』原作をチェックする
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
© 1989 角野栄子・Studio Ghibli・N