「俺かわ」第4話:和泉(芳根京子)の過去が明らかに!営業部に移された理由は?
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山田涼介主演のオシドラサタデー「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」が2022年4月16日より放送スタートする。
山田涼介演じる”あざかわ男子”丸谷康介と、芳根京子演じる”ロボット女”真田和泉の、不器用な大人同士の胸キュンラブコメディ。あざとかわいさで何でも乗り切ってきた男子の”消費期限”が近づきつつあるなか、恋愛経験ゼロのロボット女と出会うことで、変化が起きていく……?
本記事では、第4話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
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「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」第4話レビュー
丸谷(山田涼介)に恋の予感。相手はもちろん、商品開発部から移ってきた和泉(芳根京子)だ。彼女を見るたびに胸が高鳴り、息が詰まって苦しくなる……。何かの病気かと思い病院を受診した丸谷。医者に「その症状は恋です」なんて言われる、ラブコメ定番のやりとりまで見せてくれた。これが本物の恋なのか……?と、人生初に近い恋の予感に一喜一憂する丸谷。相手は感情が見えにくい”ロボット女”の和泉である。一筋縄ではいかなそうだ。それに加えて、もうひとつ懸念点がある。
移動前の和泉が所属していた商品開発部のチーフ・須藤周平(津田健次郎)の存在だ。
丸谷と比べると、明らかに大人で落ち着いている彼。自分とは正反対のタイプである須藤に対し、和泉は信頼以上の思いを寄せているように見える。出会ってからずっと鉄仮面のようだった彼女。須藤に対するときだけは、その表情が穏やかになるのだ。
仮に、自分の恋のライバルが須藤だとしたら……? どれだけの勝ち目があるのか、と悩む丸谷。
そのタイミングで、須藤と二人で飲むことになった丸谷は、意外な事実を知ることになる。それは、和泉が商品開発部から営業部へ異動になった理由だった。
彼女には「情報漏洩をした」疑惑がかけられていた。しかし、それはまったくの濡れ衣。他ビール会社から引き抜きをかけられた先輩社員を止めようとし、トラブルに発展してしまったのだ。いつの間にか、和泉自身が情報漏洩をしたと噂になってしまう。
ことが大きくなるのを防ごうとした和泉は、須藤に退職届を提出。不憫に思った須藤は営業部へ相談し、少しの間だけ預かってもらうことにしたのだという。須藤から顛末を知らされた丸谷は、自分に何かできることはないか、と新たな悩みを背負うことに……。
和泉を思うあまり、なんとか彼女の助けになろうとする丸谷。しかし、その思惑はことごとく須藤に先回りされてしまう。情報漏洩の噂が全社に流れ居場所をなくす和泉を救ったのも、須藤だった。
そしてあまつさえ、涙する和泉を庇うようにバックハグする須藤の姿を、丸谷は目撃してしまう……!
ここまでの展開を冷静に振り返ってみると、正直言って丸谷の出番と勝ち目はゼロに近い。何度も窮地を救ってくれている須藤に対し、和泉の心は引き寄せられるばかりだろう。丸谷のことは見えてもいないんじゃないかと、不安になってしまうほどだ。
分が悪すぎる。丸谷が可哀想でならない。須藤がカッコ良すぎる。
このまま可哀想な丸谷で終わってしまったら、30年後にはあの”可愛さを失った未来の丸谷康介”に一直線だ。丸谷は今後、どのように動くのか……?
(文:北村有)
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