「元彼の遺言状」第5話:篠田はなぜ警察を避けるのか? 不可解な行動に謎が深まる…。
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綾瀬はるか、大泉洋主演の月9ドラマ「元彼の遺言状」が2022年4月11日より放送スタート。
金に目がない敏腕弁護士・剣持麗子(綾瀬はるか)。ある日、大学時代の元彼・森川栄治(生田斗真)が亡くなったとの知らせが入る。自室で亡くなっていた栄治を発見したという男性・篠田敬太郎(大泉洋)から「僕を犯人に仕立て上げてほしい」と、驚きの依頼が。なんと、栄治は「僕を殺した犯人に全財産を相続させる」と遺言を残していたのだ。
本記事では、第5話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
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「元彼の遺言状」第5話レビュー
前回のラストで大泉洋が演じる篠田は何者なのかと騒然となったものの、その答えはまだ先のようだ—。
第5話の冒頭で剣持麗子(綾瀬はるか)の「元彼」、栄治(生田斗真)と篠田の出会いが描かれた。
しかし、ほんの数分で終了。
初回で亡くなった元彼役の生田の出番は少ないと思われていたが、今のところ毎話登場し、ファンを喜ばせている。
大口案件の契約のことで揉めてから、子どもの喧嘩のようなやり取りを繰り広げていた麗子と篠田。
投資会社M&Sキャピタルの創立25周年パーティーである投資家が殺されたことで、いがみ合いながらもバディを復活させた。
麗子と篠田、そして栄治の従姉妹の紗英(関水渚)が警察に出向くシーンで途中から篠田の姿が見えなくなった。この描写から明らかに篠田は警察を避けていることがわかる。
やはり篠田は過去になんらかの事件を起こしているのだろうか。
篠田の過去が気になる……。
そしてもう一人、気になる登場人物といえば、関水渚が演じる紗英だ。
麗子並みに気が強い上に、お嬢様のくせに事件の真相を知るために配送業のバイトをする行動力は素晴らしい。
麗子や篠田から褒められると、頬を赤らめてはにかむ姿がかわいい。
紗英の存在も今後、注目だ。
第5話もアガサ・クリスティーとパトリシア・ハイスミスの小説をもじったストーリーが展開され、スカッとする流れだった。
もはや弁護士というよりも探偵の麗子と、ミステリー作家の卵、篠田。
次回はどん謎を解決するのだろうか。
「このミステリーがすごい!大賞」で大賞を受賞した新川帆立の同名小説が原作の同ドラマだが、綾瀬はるかと大泉洋という豪華キャストのわりに、視聴率が低迷しているところは謎だ。
この謎、麗子と篠田は最終話までに解けるだろうか―。
(文:駒子)
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