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2022年07月21日

「六本木クラス」3話:女同士のバチバチな戦い始動&ツン葵(平手友梨奈)からデレ葵へ

「六本木クラス」3話:女同士のバチバチな戦い始動&ツン葵(平手友梨奈)からデレ葵へ



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竹内涼真主演、テレビ朝日系列木曜ドラマ「六本木クラス」が2022年7月7日より放送スタート。

Netflixで配信されるや否や、日本でも大人気となった韓国ドラマ「梨泰院クラス」のジャパンリメイクとなる本作。主人公・宮部新を竹内涼真、初恋の相手・楠木優香を新木優子、新が経営する居酒屋のスタッフ・麻宮葵を平手友梨奈が演じる。

本記事では、第3話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。

「六本木クラス」第3話レビュー

第3話にしてついに、ツン葵(平手友梨奈)からデレ葵へ変化した。天才っぷり炸裂のソシオパス葵も良いけれど、やはり新(竹内涼真)の魅力に気づいた葵の可愛さは捨てがたい。新の初恋相手である優香(新木優子)とのバチバチな女の戦いも始動し、物語が本格稼働してきた感覚がある。

前回の事件によって二代目みやべは2ヶ月の営業停止を食らってしまった。しかし、そんなことで今さら心が折れる新ではない。なんと言っても彼の復讐計画は20年越し。警察で再会した因縁の相手・龍河(早乙女太一)に煽られても耐えた。まだまだ彼の作戦は、登山で表すと二合目にも満たない。

父の代わりに夢を成し遂げるため、そして復讐のために立ち上げた居酒屋。ようやくオープンさせた店には客が来ず、ようやく来たと思えば営業停止騒動だ。普通ならグッタリと脱力し、立ち直るのに時間がかかるだろう。

しかし、父の死を乗り越え、刑期を耐え、開業資金を貯めるためにマグロ漁船にまで乗った男・新の底力は、こんなものではない。

それに加え、営業停止のきっかけとなった”通報”が、実は優香によるものだと知っても動じない新。「何か理由があったんだろう」と大人の対応だ。それでも好きだ、と胸を張って言える彼に対し、優香は複雑な心境である。

ちなみにこの件、割と重要な伏線なので、しっかり覚えておいてもらいたい。

葵と新が出会うきっかけとなったバイク事故でも、彼は体を張って彼女を助けた。その後、営業停止騒動を経てから再会する二人。合コン会場から抜け出した葵をしつこく追い回し、挙げ句の果てに暴力まで振るう男から助け出したのも、新だった。

振り返ってみれば、出会いから運命めいていた。10年越しの初恋か、それとも運命の恋か。新、葵、優香をめぐる恋愛模様は、原作が大ヒットした要素のひとつでもある。今後も注目したい。

二度も自分を助けてくれた新に”興味”がわき、ついには二代目みやべチームにマネージャーとして新加入することになった葵。

店長である新、料理担当のりく(さとうほなみ)、ホール担当でケンカっ早い亮太(中尾明慶)。営業停止を乗り越え、二代目みやべはどのように生まれ変わるのか?

(文:北村有)


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