インタビュー

2022年08月27日

「てきと〜な鉄道展」で、“いいかげんでもいい感じ!”な時間を過ごす。

「てきと〜な鉄道展」で、“いいかげんでもいい感じ!”な時間を過ごす。



>>>「てきと〜な鉄道展」画像を全て見る(21点)


皆さんは最近、“てきと~”な時間を過ごしているだろうか?

記録的な猛暑日が続くかと思えば、大型の台風が日本列島を襲う2022年夏。

そして、目に見えない新型コロナウイルスとの戦いが終わる様子はなく、未だに息苦しい生活を強いられている今日この頃。感染拡大防止のためにマスクを着用しながらも、熱中症対策に気を使う日々にうんざり……。

また、就職活動に不安を覚えながら奔走する学生、職場の人間関係に悩む社会人、はたまた育児に向き合い、そして悩む子育て世代……現代のストレス社会のなかで誰しもが、大なり小なり心にモヤモヤを抱えながら生きているのではないだろうか?

今回ご紹介したいのが、そんな日常に疲れたあなたをきっと癒やしてくれるはずーー肩の力を抜いて楽しめる都会のオアシス的存在「てきと~な鉄道展」だ。

横浜の複合型体験エンタテインメント施設・アソビル2階の「YOKOHAMA COAST」で8月6日(土)から開催しており、あの「うんこミュージアム」の生みの親である気鋭の企画プロデュースチームが手がける新感覚テーマパークとして話題になっている。

今回、オープンして間もない「てきと~な鉄道展」へと潜入した。ぜひこの記事を読んで気になった方は、ぜひとも足を運んでいただきたい。きっと今のあなたに必要な“何か”が見つかるはずだーー。

横浜駅で下車したのち、アソビルへと向かった。横浜駅みなみ東口通路直通のため、雨の日でも濡れることなく到着できるなど、天候に左右されずにアクセスできるのがうれしい。



早速、てきと~な駅員さんから「てきと~な切符」を購入して、いざ入場。「てきと~な鉄道展」は、「てきと~中央駅」「メチャコミ・スクエア駅」「エキベン・タウン駅」「ゲーム・ステーション駅」「てつど~ぶつパーク駅」の5つの駅(エリア)を各々下車しながら楽しめるスタイルのようだ。

最初に、映像で「てきと~な鉄道展」の楽しみ方の説明を聞く。なんだか気だるいBGMとともに、“「これでいいか」と肩の力を抜いてみよう”や、“「まあいっか」と受け入れてみよう”の文字が映し出されていき、この瞬間から肩の力が抜けていく気がした。



そして映像を確認後、「てきと~な気分になると開く」という改札を通過。無事に改札が開いたことで、筆者も、“てきと~な気分になれているようでよかった”とホッとしながら(笑)、最初の駅(エリア)・「てきと~中央駅」へと進む。

エリア1:てきと~中央駅



この駅では、その場で自分の描いた電車のイラストが、全長約9mもの巨大なプロジェクションマッピングに投影され、まるで本物の駅のように入ってくる様子を楽しむことができる。アナウンスも到着時間も自由気ままで、こんな電車もアリかも(!?)と思わせてくれたが、通勤電車がこんな感じだとイライラしてしまいそうだと、つい現実と向き合ってしまった(笑)。



ダメだダメだ、“てきと~”に楽しまなくてはと、すぐ近くにあった車両の中へと足を運ぶと、車内にはどこかで見たことがあるようなビジュアルの、でもユーモアが溢れて、クスッと笑える中吊り広告がズラリ。どれも個性がひかり、どんどん世界観に引き込まれていく。

エリア2:メチャコミ・スクエア駅



ここでは、大学生、サラリーマン、おばあさんなど様々な人たちが個性的な服装とポーズで集まったインスタレーションコンテンツ(展示空間を含めた全体が作品となっている)で“満員電車”を表現。ポップな作品の展示を楽しめるだけではなく、「おも顔ラッシュアワー」と題した企画展になっているため、パネルの顔に自由に絵を描けるようになっている。いつもなら不快な満員電車を、楽しめる空間にしてくれているのだ。



そのまま向かった黄色が鮮やかな2つ目の車両の中には、電車内で失くしがちな忘れものを展示。スマートフォンや文庫本など共感できそうなものから、バイオリンやカブト虫などの変わり種まで(!?)がズラリと並ぶ。「こんなのが落としもので置いてあったら笑っちゃうな」と思いつつ一通り眺めて次の駅へ。

エリア3:エキベン・タウン駅



この駅では、「駅弁」をモチーフにした「てきと~駅弁作り」が楽しめる。弁当箱に見立てた用紙に、約28種もの具材のスタンプから好きなものをチョイスして押すことで、自分だけのオリジナル弁当を作ることができるのだ。



完成した用紙は、壁に貼って展示することができるのだが、すでに来場した人の作品を見ていると、個性が溢れていて実に面白いではないか。“たこ焼きだけ”や“玉子焼きだけ”の弁当を作っている人がいれば、横浜だけに(!?)シウマイ弁当を作っている人も。食いしん坊の筆者には、夢のような空間であった。

エリア4:ゲーム・ステーション駅



「ゲーム・ステーション駅」は、鉄道をモチーフにした多種多様なゲームで遊ぶことができるエリアだ。

吊り革を輪投げのように投げて遊ぶ「つりか輪なげ」、変な人が電車に入ってくるのを防ぐ「てきと~鉄道の達人」、また、電車を積み上げていく「ぐらぐら銀河鉄道」など、最新のアーケードゲームからレトロなアナログゲームまで、誰でも楽しむことができる簡単なゲームが並んでいる。



子どもはもちろん、大人も楽しんでいる姿がたくさん見られたエリアであった。ここにたどり着く頃には、私も含めて、みんながこの世界観の虜になっているようだ。

エリア5:てつど~ぶつパーク駅



終着駅の「てつど~ぶつパーク駅」では、「てつどうさぎ」を筆頭としたバラエティー豊かな「てつど~ぶつ」たちが出没。また、「てきと~な鉄道展」の中の唯一の休憩エリアであるこの場所では、座って、寝転んで、これまで以上にリラックした時間を過ごすことができる。癒やしの「てつど~ぶつ」たちに囲まれて、この頃にはすっかり爽快な気分になっていた。

ゆったりまったり気分のまま体験は終了。気付いたら、「てきと~な鉄道展」の世界に入り込み、間違いなく気持ちがふわっと楽になったような気がした。

子どもはもちろん、大人が楽しめるコンテンツが盛りだくさんなだけに、ぜひ、毎日をがんばっているあなた、もしかしたらちょっと疲れを感じてしまっているあなたにも、実際に体験してもらいたいテーマパークだ。

ここに来れば、きっと明日からの活力が生まれてくるだろう!

「てきと~な鉄道展」開催情報



かつてアソビルでも開催され、累計約80万人が来場している大人気ミュージアム「うんこミュージアム」などを手掛けた企画プロデュースチームが、アソビル2F「YOKOHAMA COAST」に新たなテーマパークを生み出した。その名も「てきと~な鉄道展」……たぶん日本初の“てきと~”をテーマにしたエンタメ空間だ。鉄道本来の持つ魅力とともに、日常にある規則や制約から開放される“てきと~”の心地よさを感じられるテーマパークで、大人も子どもも楽しめるコンテンツが盛りだくさんとなっている。

●概要


展示会名:てきと~な鉄道展

会期:2022年 8月6日(土) 〜 11月27日(日)

開催時間:10:00~19:00 (最終入場受付18:00)

定休日:施設に準ずる

会場:アソビル2F「YOKOHAMA COAST」

入場料:

▷事前予約チケット(平日):大人(高校生以上) ¥1,700/小学生~中学生¥1,200/未就学児 無料
▷事前予約チケット(休日):大人(高校生以上) ¥1,900/小学生~中学生¥1,300/未就学児 無料

▷当日券:大人(高校生以上) ¥2,300/小学生~中学生¥1,500/未就学児 無料
※グッズつきチケット:各種チケットに+200円お支払いすると、缶バッチ5種類のうち1種類が付きます(種類は選択不可)

WEBページ:https://www.tekito-train.com/
Twitter:https://twitter.com/tekito_train
Instagram: @tekito_train
TikTok : @tekito_train
主催 :てきと~な鉄道展製作委員会

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