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2022年10月13日

「親愛なる僕へ殺意をこめて」第2話:尾上松也演じるサイの“凄み”が、山田涼介の“恐々”演技をさらに引き立てる!

「親愛なる僕へ殺意をこめて」第2話:尾上松也演じるサイの“凄み”が、山田涼介の“恐々”演技をさらに引き立てる!


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Hey! Say! JUMPの山田涼介が主演を務める“水10”ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」が 2022年10月5日(水)22時よりスタート。
連続殺人犯を父に持つ主人公の大学生エイジ(山田涼介)。ある日、自分は二重人格者ではないかと疑うような出来事が起こり——。
共演は、川栄李奈、門脇 麦、尾上松也、早乙女太一、遠藤憲一ら。

本記事では、第2話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。

「親愛なる僕へ殺意をこめて」第2話レビュー

衝撃の第1話から早くも1週間が過ぎた。

前回は、浦島エイジ(山田涼介)が「スカル」のリーダー“サイ”(尾上松也)に試されているところで終わった。
サイらによってボコボコにされたナミ(川栄李奈)の彼氏の男に“トドメ”をさすよう指示されたエイジは、震えながらもバーナーで男の耳を焼いたのだった。
しかし、それは“トドメ”ではなく、出血を止めるための止血作業だった。
エイジの機転のお陰で一命を取り留めた男は、ナミに別れを告げ故郷へ帰っていった。

エイジに感謝するナミ。
まだエイジが二重人格だとは信じてはいないが、エイジに少し協力的な姿勢を見せるようになった。

尾上松也が演じるサイは一言でいえば、ヤバイやつ。
目の前から歩いてきたら、誰もがさっと踵を返すだろう。
このサイを演じるにあたって尾上は、体のサイズをわざと大きくしたのだろうか?
「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)で演じた池本巡査、「やんごとなき一族」(フジテレビ系)で演じた深山明人は、どちらも頼りない雰囲気だっただけに、今回のサイの凄みは半端ない。
歳を重ね、体も大きくなったことで尾上の存在感は、ますます光輝いている。
そのためかおどおど、恐々としている山田の演技がさらに引き立つ。

第2話でエイジとナミは、殺された畑葉子(浅川梨奈)が亡くなる日に会っていた、帝東大学教授の白菱正人(佐野史郎)にたどり着いた
そこからエイジのもう1つの人格“B一”に近づけた。
一方でサイはエイジの元恋人、雪村京花(門脇麦)に接近。
次回は早くも「サイ編完結」だ。

ここまで目を背けたくなるシーンが多いものの、テンポ良くストーリーが展開しており、次週が気になる。
初回の平均視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ)は世帯4.5%、個人2.7%と驚くほど低かったが、回を追うごとに上がっていくのでは?

原作を読んでいない筆者は、なぜエイジが二重人格なのか? LL事件の真相は? とまだまだナゾが多い。

次週でサイが見納めになりそうなので、しっかり尾上のサイコパス姿を目に焼きつけておこうと思う。

(文:駒子)


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(C)フジテレビ

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