(C) 2023 Nintendo and Universal Studios

<4DX史上最高>マリオの映画を4DXで観るべきたった「8つ」の理由


1:初仕事の大失敗をリアルな「水」と「エアー」で体感!

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今回の映画でのマリオとルイージは、ブルックリンで配管工として新しい事業を始めたばかり。そこで水回りで重大な失敗をしてしまのだが、そこでプシュっと吹き付ける「水」と「エアー」で、超絶まずい事態をリアルに表現してくれるのが楽しかった。

2:異世界へと旅立つ「ワープ感」がものすごい!


そんなマリオとルイージは、期せずとして異世界へと迷い込んだ上に離れ離れになってしまうのだが……そこに至るまでの「ワープ感」が凄まじかった。

劇場全体を風がビュンビュン吹き、上下左右に座席がまあ揺れる揺れる! とんでもない世界に行くまでの戸惑い、なんなら恐怖をもリアルに体感できたのだ。

3:土管に入って激しく「カクッ」となる

そのワープ感だけでなく、マリオではおなじみの「土管に入っての移動」も4DXとの相性が超抜群。土管に入る瞬間の「吸い込まれる」感覚を座席が後ろから前へ「カクッ」となる急激な動きで表現し、その先の道を直角に曲がる様もやはり左右の「カクッ」で表現していたのだから。

4:ホラー演出で映える「フラッシュ」


マリオとはぐれてしまったルイージは、ゲーム「ルイージマンション」を意識したと思われる、怖〜い場所で孤独のまま逃げ惑う。そこで、とあるホラーとしてしっかりゾッとする演出において、スクリーンの斜め上が光る「フラッシュ」の演出が見事にシンクロしているのだ。

このフラッシュは、後述するようにクライマックスでも見事な使われ方をしているので、楽しみにしてほしい。

5:ピーチ姫の華麗すぎる「お手本」からが本番!

これまで書いてきたことは、実はこの映画の4DXの魅力の5%程度にすぎない。最大の魅力はやはり「マリオらしいアクション」。序盤のブルックリンでもマリオが少し飛んだり跳ねたりの才能を見せていていたが、そこでは4DXの演出はまだ「チラ見せ」程度。

いよいよ本格的になるのはピーチ姫が「お手本」を見せる場面だった。



こちらの本編動画を見て、4DXの演出(特に劇場全体を吹く風と座席の移動)がどのように活かされるのか?を想像してみてほしい。きっと、本編ではその想像を超えてくる。それ以外でも、ピーチの華麗なアクションを4DXがたっぷりと盛り上げてくれた。

6:ドンキーコングにボッコボコにされる


4DXは座席の後ろから「突き上げる」ような演出があるのだが、これが「うわぁ、これはむごい!」と言われるほどドンキーコングにボッコボコにされるシーンでフルスロットル。良い意味で殴られる感覚をそのまんま味わえるのである。

もちろん、マリオがボッコボコにされるだけで終わるはずがない。その後の展開は……4DXのシンクロぶりも含めて、秘密にしておこう。

7:マッドマックスなカーチェイスで4DXが大盤振る舞い!

そして、本作の4DXが大盤振る舞いとなるのは、やはり「マリオカート」シリーズを再現した一連のシーン。「コング王国」に乗り込む場面でも、ちょうどジェットコースターに乗ったかのように座席が上下左右に動き激しく「揺さぶられる」のだが、さらに凄まじいのが「レインボーロード」に入ってからである。

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そのカーチェイスシーンは、良い意味でクレイジーでもはや『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を彷彿とさせるほど。アイテムを使い、時にはぶつかって妨害し、時には天地が逆になった道を走る。それぞれで、4DXの演出(特に劇場全体を吹く風と座席の移動)がどのように活かされるのか?を想像してみてほしい。きっと、本編ではその想像をはるかに超えてくる。

また、座席下から足を「カサカサッ」とくすぐる演出もあるのだが、これはバイクに乗ったピーチ姫の足が地面に当たりそうにもなる様にも活かされていた。その他にも座席の移動だけではない、バラエティ豊かな4DXが目白押しとなっていたので期待してほしい。

8:クライマックスで、ただただ「ありがとう」


今回の4DXで、もう涙を流すほど(実際に泣いた)に素晴らしかったのは、空前絶後のクライマックスだった。ここでは物語上でもさまざまな伏線が回収されることに合わせたかように、これまでに使われていた4DXの演出が全て大放出されていたのだから。

詳細はもちろんネタバレになるので書けないが、とある超大規模な出来事がやはり劇場全体を吹く風で表現され、その後の「待ってました!」なアクションで良い意味で「やりすぎ」な勢いで座席がぐわんぐわんと揺れ、「ああっ……!ああっ……!」と語彙力がなくなるほどにありとあらゆる演出が大盤振る舞いで、そして前述したホラー場面にもあった「フラッシュ」が「そこだよね!」と思うしかないタイミングで使われるなど、「ありがとう」……それしか言う言葉が見つからない……状態になっていたのだから。

繰り返しになるが、この『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の4DXは、マリオのゲームの楽しさを「体感」できるのだ。クライマックスではマリオファンのみならず大興奮できる、アニメ映画史上最高レベルのアクションに史上最高の4DXが組み合わさる、唯一無二の「体験」も待っている

さらに、もう一度言おう、本作を、優先的に4DXで観てください……!

※追記:さらに、序盤に雪が降る、とあるシーンでシャボン玉が出てくるとの報告も相次いでいる!筆者が観た回ではなぜか出なかったものの、そちらもぜひお楽しみに……!

(文:ヒナタカ

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