茅島みずき×齊藤なぎさインタビュー ふたりの出会いは運命的だった?
「好きだ!」という希美(桜田ひより)に届いた一通のラブレター。送り主は学校イチのモテ男子・瀬戸山(高橋文哉)。ここからふたりの交換日記が始まるが、実は瀬戸山がラブレターを送ったのは希美の親友・ 江里乃(茅島みずき)だった……。
今回は江里乃を演じる茅島みずき、希美と江里乃の親友・優子役を演じる齊藤なぎさにインタビュー。
映画『交換ウソ日記』の撮影をきっかけに仲良くなったというふたりの女子トークをたっぷりとお届けする。
大好きな作品への出演。映画は「きゅんが倍増!」
▶︎本記事の画像を全て見る――まずは、本作への出演が決まったときのお気持ちを教えてください。
齊藤なぎさ(以下、齊藤):もともと読んでいた作品なので、すごくびっくりしました。こんなドンピシャで自分の好きな本の実写作品に出演できることがあるんだ!と思って。
茅島みずき(以下、茅島):私ももともと原作が好きなんです。友だちに勧めてもらって読み始めたんですけど、すごくキュンキュンするな、と思いました。友だちとも語り合っていたような作品に出られるなんて思っていなかったので、率直にすごく嬉しかったです。
――原作ファンとして、完成した映画を観られていかがでしたか?
齊藤:原作そのままの魅力プラス、映画ではきゅんきゅんシーンはこういうふうになっていたのか、という新しい発見もありました。きゅんが倍増しましたね。
茅島:人が演じることによって、リアルに、繊細に描かれているシーンが多くて。それこそ江里乃と優子のケンカのシーンも、私たちが演じることによって、観てくださる方々がより共感できるシーンになっているんじゃないかな、と思いました。あと、歌もすごくいいですね。頭に残りやすい曲も多かったので、素敵なものになったな、と思いました。
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――お互いのキャラクターについての良さはどういったところだと思いますか? 優子と江里乃は真逆とも言えるようなキャラクターですが。
齊藤:江里乃ちゃんは生徒会長もやっていて、本当に孤高の人のようなイメージで、みずきのルックスとぴったり合っていたと思います。手が届かない存在というか。しかも、江里乃ちゃんは思ったことや、自分の考えを曲げずにちゃんと人に伝えられる人なので、そういうところがすごくかっこいいな、と思います。
茅島:(嬉しそうに)へへっ。
齊藤:照れられた(笑)。
茅島:優子は逆ですよね。すごく親しみやすいし、一緒にいて絶対に楽しいだろうな、と思います。そんな優子をなぎさちゃんが演じることによって、優子というキャラクターがすごくかわいく仕上がっています。片想い相手にアプローチしている感じもめちゃくちゃかわいいんです。これは観てくださる方々を虜にするな、と思いました。
齊藤なぎさがドジッ子を発揮?
▶︎本記事の画像を全て見る――桜田さんを含めて女性3人のシーンも多かったと思うんですけど、印象に残っているシーンはありますか?
齊藤:お茶じゃない?
茅島:なぎさちゃん、ドジッ子ちゃんなんですけど……。
齊藤:ドジッ子ちゃん。いい言い方してくれてる(笑)。
茅島:3人でお弁当を食べながら話していたら、気がついたら私のお弁当のふたにお茶がたっぷりかかっていて。誰?って思ったらなぎさちゃんが「ごめーん!」って言いながらこぼしちゃってたんです。何か物を派手に落としたり、そういうところが撮影中だけじゃなくて、普段、プライベートで会ってても多いですね。
齊藤:わかった! 私、水類がダメなんだね。
茅島:いや、もう全部やばいよ。ケンカのシーンでも転んでて……。
齊藤:そうだわ! ケーブルに引っ掛かったんだ。
茅島:真剣に怒って飛び出していくシーンで転んで、思わず、私もひよりちゃんも笑いをこらえきれませんでした。
齊藤:懐かしい……そうだったね。
茅島:少女漫画であるドジを本当にする、王道なヒロイン、って感じです。
齊藤:ありがとうございます! 褒められた!
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――茅島さんについてはいかがですか?
齊藤:本当にかわいくて。すごく綺麗なので、クールな印象があるじゃないですか。それこそ私も最初は怖くて。お互い、最初に現場入りしたときの楽屋でどうやって話しかけようか、みたいな。
茅島:そうなんですよ。2人きりで残されちゃったことがあって。気まずかったので、YouTubeを観ていたら、なぎさちゃんが出てるCMが大音量で流れてすごく焦った印象があります(笑)。
齊藤:でも話してみると、お茶目ですんごいキュートなんです。一緒にいて楽しいと思う感覚も似ているし、すごく魅力的な女の子だな、と思います。ギャップがあるというか。よく笑うし、いつも一緒にいて元気づけられる存在ですね。
茅島:ありがとうございます(笑)。
ふたりのおでかけ年間スケジュールがある?
▶︎本記事の画像を全て見る――もう、お互いにとめどなく好きな部分が出てきますね! 仲良くなったきっかけはあったんですか?
齊藤:かわいいエピソードを話すと、私よく人と手をつなぐんです。
――先ほどの撮影中もつないでいらっしゃいましたもんね。
齊藤:そうなんです。でも、みずきって多分つながない派なんです。でも、後半はみずきから手を差し出してきてくれたんですよ! これは……これは、私のこと好きやん、って思いましたね。キュンとしました。
茅島:ナチュラルに手をつないでくるので最初はびっくりしました。もうずっとなんですよ。周りからはどう見えてるんだろう、とか考えちゃって。でも、手をつないだらしっくりきすぎて、手をつないでないと、「あれ? どこ行った?」と思うようになっちゃったんです(笑)。それで気づいたら私からつないでました。
齊藤:かわいいですよね(にっこり)。
――おふたりともお友だちを作るのはうまいほうなんですか?
齊藤:うまくないよね。
茅島:うん。仲良くなってから、普段は現場で仲良くなるのに時間がかかるんだ、って言ったら「私も」って。
――すごい。運命的な。
齊藤:そうなんです!
茅島:誕生日が一緒なところからしてそうなんですよ。
齊藤:まるまる1年違うんだよね。
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――これからふたりで何したいな、とか、ここに行きたいな、というところはありますか?
茅島:前に話してたよね。
齊藤:年間スケジュール決めたよね。海外行きたいって言ってたし。
茅島:スキーも!
齊藤:そう、長野あたりに一緒にスキーしに行きたいよね。
茅島:あと、夏を少し越えたころに沖縄だね、という話もしていました。
――あ、でも齊藤さんがドジッ子ということは、茅島さんはちょっと心配だったり?
茅島:なんですかね……。本当に5歳の女の子の面倒を見てるような気分になるんですよ。旅行に行ったときも新幹線からやらかすじゃない?
齊藤:チケットなくしたんだっけ。
茅島:っていうこともあったし、帰りはイヤホンを落としたとか……もうすっごいんです。やらかさないことがない(笑)。
齊藤:ないです、本当に(笑)。
「頭ポンポン、が好き!」
▶︎本記事の画像を全て見る――最後に、今作でおふたりイチオシの胸キュンシーンを教えてください。
齊藤:私は、予告でも流れているんですけど、瀬戸山くんが希美ちゃんの頭をポンポンってするところ。
茅島:私もそれ!
齊藤:一緒!? 私たち頭ポンポン、が好きなんだね!
茅島:ははは! そうだね。
齊藤:私たち本当に考えることが似てるので。あれはやばいよね。
茅島:やばい。ポイントとして、変にボディタッチが多いよりも、あれぐらいナチュラルな感じがいい。
齊藤:わかる!
茅島:触れてはいない、でも、ちょっときゅんきゅん、みたいな。ギリギリな感じがすごく好き。あれで手つなぐとかじゃないところがいい!
齊藤:わかります!! しかも(ヘアスタイルが)お団子だよ?
茅島:で、お団子にしてきたのをほめてくれるっていうのがすごい。
齊藤:しかも瀬戸山くんが言うっていうところもいいよね。
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――共感ポイントが一緒ですね。ちなみに一緒に映画を観に行かれたことは?
齊藤・茅島:ないね。
――ハモった(笑)。終わった後におふたりが感想を話しているところを見ていたい気持ちです。
齊藤:観ます。映画観よ!
茅島:うん、そうしよ!
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(撮影=須田卓馬/取材・文=ふくだりょうこ)
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