『カラーパープル』ハリー・ベイリーとフィリシア・パール・エムパーシが歌う特別映像解禁!
『カラーパープル』が2024年2月9日(金)に日本で公開される。本作は38年前にスティーブン・スピルバーグの手で映画化され、アカデミー賞10部門(11候補)にノミネートされた不朽の名作のリメイク版だ。
今回は、ハリー・ベイリーとフィリシア・パール・エムパーシが歌う特別映像が届いた。
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揺るぎない姉妹の絆
『カラーパープル』の物語の中心には、セリーとネティ姉妹の揺るぎない絆がある。裁縫が上手な優しい母を失い、横暴な父に虐げられていたセリーは14歳で2度もの出産を経験、その子どもたちを父に奪われ離別することになる。
ある日父が決めた相手ミスター(コールマン・ドミンゴ)との結婚を強いられる。そんな悲しみの中、彼女の心の支えとなったのは最愛の妹ネティの存在だ。「たとえ離れても私たち、心はひとつ」と、お互いに想いを寄せながらも、ミスターによってネティと引き離されてしまう。
若き日のセリーを演じたのは、本作で長編映画デビューを飾るシンガーソングライターのフィリシア・パール・エムパーシ。妹のネティには、『リトルマーメイド』(2023)でアリエルを演じたハリー・ベイリーが起用された。
キャスティングに携わった製作総指揮のオプラ・ウィンフリーは「主に物語の冒頭に登場しますが、姉妹の密接な関係により重要な役割を果たします。私たちはその才能と存在感で彼女を選びました」と、才能豊かな二女優が生み出す姉妹像に大きな期待を込めた。
セリーを演じたフィリシアはハリー・ベイリーととても仲が良く「カメラが回っていないときの私たちも、セリーとネティのようでした。彼女はプロフェッショナルそのものなのに、何をするにしても嬉しそうに楽しそうにやるんです。素晴らしい人で、私の面倒を本当によく見てくれました。私が姉ではあるけれど、妹を頼りにして、妹にいろいろ教えてもらうという関係」と、信頼し合う姉妹の絆の背景には、互いのフレンドシップがあったのだと話す。
劇中でネティは「必ず手紙を書き続ける」と約束を残してセリーの家を出て行く。妹の約束の言葉も虚しく、ミスターが管理する郵便ポストにセリーは触れることができず、妹からの手紙が来ているかどうかすら確認できない。
どこかで生きている妹の無事を願って来る日も夫の理不尽な仕打ちに耐える。いつか再会の日が訪れることを信じて――。
ハリー・ベイリーとフィリシア・パール・エムパーシが歌う特別映像解禁!
今回到着した特別映像では姉妹が木の上で手遊びをし、歌い合うシーンから始まる。どんな境遇にあっても希望を捨てない、そんな思いが込められたあたたかな楽曲「Huckleberry Pie」はミュージカル版から愛されてきた曲だ。
セリーが様々な人物と出会い、成長していく過程を40年にわたって描く本作でどんな時もセリーの行動の原動力となるのは妹のネティ。どれほど年月を重ねてもセリーにとって特別な存在であることが伝わる内容となっている。
義妹のソフィアから家族について尋ねられると「唯一妹がいる。彼女だけが私を愛してくれた」と答えるほどに深い愛と固い絆で結ばれたセリーとネティ、ふたりは再会の日を迎えることができるのか。その先の物語は、是非、劇場の大スクリーンで見届けていただきたい。
『カラーパープル』作品情報
【予告編】
【ストーリー】
優しい母を亡くし横暴な父の言いなりとなったセリーは、父の決めた相手と結婚し、自由のない生活を送っていた。さらに、唯一の心の支えだった最愛の妹ネティとも生き別れてしまう。そんな中、セリーは自立した強い女性ソフィアと、歌手になる夢を叶えたシュグと出会う。彼女たちの生き方に心を動かされたセリーは、少しずつ自分を愛し未来を変えていこうとする。そして遂に、セリーは家を出る決意をし、運命が大きく動き出す──。
【クレジット】
製作:オプラ・ウィンフリー、スティーブン・スピルバーグ、スコット・サンダース、クインシー・ジョーンズ
監督:ブリッツ・バザウーレ 原作:アリス・ウォーカー
出演:ファンテイジア・バリーノ、タラジ・P・ヘンソン、ダニエル・ブルックス、コールマン・ドミンゴ、コーリー・ホーキンズ、H.E.R.、ハリー・ベイリー他
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/colorpurple/
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