オダギリ・ジョーさんが「身を持って教えたこと」とは?映画『合葬』公開初日舞台挨拶
現代の人にも通じる“つかみ”を考えた
また、今作はこれまでの時代劇とは違ってリアルな青春群像が描かれている面でも注目されていますが、時代劇への憧れはあったというものの、自身が撮ることになるとは思っていなかったという小林監督。
制作において苦労した点やこだわった点についての質問に対して、「現場に行くまでに準備していた画も、実際に役者たちの姿を見てみて考え直したり、難しいことはありました。でも、自分にしかできないものを作ろうと思っていて。時代劇は様式があってダイナミックな話の分かりやすさが特徴ではあるけど、雨が降っているときの感情や水たまりを踏んだ時の嫌な感覚など現代の人にも通じるような触覚やにおいが感じられるようなつかみも欲しくて、そういう所にこだわりました」と、これまでの時代劇とは違う、小林監督ならではの作品になったことが語られました。
フレッシュな監督・キャストが一丸となって作り上げた、映画『合葬』は現在全国ロードショー中です。
(文・写真:大谷和美)
映画『合葬』公式サイト http://gassoh.jp/
https://www.youtube.com/watch?t=1&v=QQ1j9Y-wBKo
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