映画『ピンクとグレー』完成披露で菅田将暉が中島裕翔に「かわいい」連呼!



キャストたちの「世界が変わった瞬間」とは?


劇中の「世界が変わる仕掛け」にちなんで、人生の中で世界が変わった瞬間についてそれぞれに質問が。

中島さんはコンサートをやっている時なんだそう。「横浜アリーナとか東京ドームで、5万人以上のお客さんが一気に視界に入ってくる景色は視覚的に世界が変わりますし、踊りや演出も変わってくるのでそういう意味で世界が変わる瞬間ですね」とコメント。

続いて菅田さん。「ちっちゃいことですけど、今思いだしたのは、親父がコーラで骨が溶けるというのを信じていたので、コーラを飲ませてもらえない家だったんです。上京して初めて飲んで、ちょっと世界が変わりました」と発言しますが、「やっぱりそんなに変わらなかったかも」と笑っていました。

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夏帆さんが「目が悪くて、裸眼から初めてコンタクトをした時に世界ってこんなに鮮やかなんだな、という衝撃がありました」と話すと、「CM狙ってる?」と菅田さんがつっこみ、笑いを起こします。

岸井さんは夏帆さんと話が被ってしまったそうで、中島さんに「岸井ちゃんもCM狙ってんの?」とつっこまれます。夏帆さんに「髪切ったとき、変わらなかった?」と尋ねられて「人生で初めてショートカットにして、今思えば世界が変わったかも。シャンプーするときとか、ドライヤーかける時とか」と話していました。

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「結構あるんですけど、結構変わったなっていうトップ1」というエピソードを紹介した柳楽さん。「太ったとき、まず周りの見る目が違う。で、やせた時「頑張ったね!」っていう目になるんですよ。これ、結構世界が変わりますよ」と明かします。

一方、「ないから困ったんだよなぁ」と言う監督に、男性陣は「さっき言ってたじゃないですか」と不満げ(笑)。
菅田さんが先陣を切って「さっきニヤニヤしながら『男になったときかなぁ』って言ってたじゃないですか! なんでここにきて照れてるんですか(笑)」と監督を責めると、「いや、本当はあって、助監督になって初めてカチンコを打ったとき。それまでは怒られもしないような存在だったから、緊張してちゃんと打てなくて怒られたとき、初めて映画の世界に入った実感があって世界が変わりましたね」と監督ならではの話題で締めくくられました。

最後に、中島さんと監督からのあいさつで、舞台挨拶の幕が閉じられました。

中島「初出演で初主演で、至らないところもあると思いますが、ただのアイドルが出てるただの映画ではないと分かっていただきたいです。あとは青春群像劇なので、若手俳優のエネルギッシュな芝居に注目して欲しいです。62分後に「え!?」ってなると思うので、覚悟しておいてください(笑)」

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監督「この企画をいただいて、原作の加藤シゲアキくんに感謝しています。もしかしたら彼が反映されているのか、そうでないかもしれないけど、メタフィクション的な面白みがある小説なので、そのバトンを受け取った限りは精一杯映画に成長させようと、ここにいるキャストとスタッフで頑張りました。きっと気に入ってもらえると思うので、もう一回観ていただいて、口コミでこの映画が広まっていくことを期待しています」

舞台挨拶なのに役柄が明かされなかったり、意味深が発言があったりと、公開への期待が高まるイベントとなっていました。
映画『ピンクとグレー』(配給:アスミックエース)は1月9日(土)より、全国ロードショーです。

(取材・文:大谷和美)
公式サイト http://pinktogray.com/
(c)2016『ピンクとグレー』製作委員会

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