インタビュー
30年間、ありがとう!『さらば あぶない刑事』初日舞台挨拶
30年間、ありがとう!『さらば あぶない刑事』初日舞台挨拶
横浜・新宿・丸の内。
どの会場も、彼らの姿を一目見ようとやって来た出待ち・入り待ちのファンでいっぱい。
特に丸の内TOEIは、早い時間から会場前に大勢のファンが詰め寄せており、こんな状態で…。
雨はあがったとは言え、陽が刺さず底冷えの寒さだったのに。
足を運んで下さった方々、長い時間、大丈夫でしたか?
映画館の中も外も、熱気にあふれてました。
そして舞台挨拶本番中、司会の立ち位置から客席に目を向けると、
座席から立ち上がる一歩手前…ぐらいな勢いで、前のめりになって耳を傾ける人。
胸の前で両手を握り、涙をこらえてらっしゃる人。
登壇者にお話に大きく頷きながら、拍手を送り続ける人。
「ダンディー鷹山」「セクシー大下」と書かれたキラキラうちわを笑顔で振っているちびっ子たち。
「あぶない刑事」と共に歩んできた自らの30年間を振り返ってらっしゃる方も多かったのではないでしょうか。
アツいグルーヴがどの会場にも巻き起こってました。
舞台挨拶で登壇者の皆さんに、
あなたにとって『あぶデカ』とは???
…と、伺った時のこと。
「柴田恭兵という俳優との出会いだった気がします。この作品で恭サマに出会えて、影響をいっぱい受けて、その影響はその後の自分の作品にもつながっていきました」と、改まって話す舘さん。
それを受けて、「大下勇次を作ったのは舘さん。舘さんとじゃなかったら、こんな大下勇次は生まれなかった」と、舘さんへの感謝を述べる柴田さん。
お二人の絶大な信頼関係が「あぶない刑事」という唯一無二の作品を作り上げたのだということを物語った瞬間でした。
浅野温子さん、仲村トオルさんを加えた「あぶない4人」は、シリーズが終わっても永遠の存在。
そんな絆の強さを感じずにはいられない初日舞台挨拶となりました。
『さらば あぶない刑事』は全国東映系にて公開中です。
それではまた次回、お会いしましょう。
お相手は、八雲ふみねでした。
さらば あぶない刑事
2016年1月30日から全国東映系にて公開
監督:村川透
出演:舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、吉川晃司、菜々緒、木の実ナナ、小林稔侍、ベンガル、伊藤洋三郎、長谷部香苗、夕輝壽太、吉沢亮 ほか
©2016「さらば あぶない刑事」製作委員会
八雲ふみね fumine yakumo
大阪市出身。映画コメンテーター・エッセイスト。
映画に特化した番組を中心に、レギュラーパーソナリティ経験多数。
機転の利いたテンポあるトークが好評で、映画関連イベントを中心に司会者としてもおなじみ。
「シネマズ by 松竹」では、ティーチイン試写会シリーズのナビゲーターも務めている。
八雲ふみね公式サイト yakumox.com
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