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退廃的かつ官能的な映像美『ハイ・ライズ』日本オリジナル予告解禁
退廃的かつ官能的な映像美『ハイ・ライズ』日本オリジナル予告解禁
SF小説の巨匠、J・G・バラードの原作を完全映画化した『ハイ・ライズ』から、日本オリジナル予告と、本ビジュアルが解禁となった。
映画『ハイ・ライズ』日本オリジナル予告映像解禁!
高名な建築家ロイヤルによって設計された高層マンション(=ハイ・ライズ)群は、ロンドンにほど近い通勤圏内にありながら、喧噪から切り離された別世界。各戸はラグジュアリーな内装と抜群の眺望を誇り、敷地内にはスーパーマーケット、プール、医療施設、小学校など、あらゆる設備が整っている。理想のライフスタイルを求めてこの場所に引っ越して来た医師のラング(トム・ヒドルストン)は、毎晩のように隣人たちが開く派手なパーティに招かれて新生活を謳歌していた。しかし、ラングは低層階に住むワイルダー(ルーク・エヴァンス)から、この建物にはフロアごとに階級が存在し、互いに牽制しあっている事実を知らされる。そして、ある晩起きた停電を境に住民たちの問題は顕在化し、マンションは内部から崩壊を始める――
映画『ハイ・ライズ』は、SF小説の巨匠、J・G・バラードの原作を完全映画化する作品。上階に行くにつれ住民が富裕層になっていく新築の40階建て高層マンション(=ハイ・ライズ)で巻き起こる、パーティ三昧の贅沢な毎日を過ごしていたセレブたちが堕落し、じわじわと崩壊していく様子をミステリアスかつアーティスティックな映像美で描いていく。
医師ラングを“ポスト ジェームズ・ボンド”の最有力候補として世界中から熱い視線を集めるトム・ヒドルストンが演じるほか、ジェレミー・アイアンズ、ルーク・エヴァンス、シエナ・ミラー、エリザベス・モス、ステイシー・マーティンといった人気俳優たちが集結する。メガホンをとるのは、ベン・ウィートリー監督。
このたび、本作の日本オリジナル予告映像が解禁となった。
予告映像では、科学技術の基礎とも言える“電気”が度々途絶える停電や退廃的かつ官能的な映像美が、人々の理性やユートピアが音を立てて崩れていく様子を効果的に表現しており、映画本編への謎と期待が高まる映像となっている。また、ナレーションは先日公開されたマナー広告に続いてヒドルストンの吹き替えでおなじみの平川大輔氏が担当している。
併せて公開となった本ビジュアルは、マンションの階級社会を示唆する三角形にラングをはじめ様々なキャラクター達が一同に会するスタイリッシュかつ意味深なデザインで「セレブたちのマンションで一体何が起きたのか――?」というキャッチコピーが添えられ、その中心に座る幼い少年の存在が、大人達の戦争とどう関係しているのかも気になるものとなっている。
ベン・ウィートリー監督は、本作の見どころとして「観客がどのように物語を見ることになるかにこだわったんだ。ポータブルカメラを使い、報道用に使うようなカメラは使わなかった。観客に代わって目撃しているような捉え方ができたから、その場で物語を見ているような気分になれると思うよ」と語っている。
映画『ハイ・ライズ』は、2016年8月6日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷他全国順次公開。
画像ギャラリー
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(C)RPC HIGH-RISE LIMITED / THE BRITISH FILM INSTITUTE / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2015
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