映画を撮れないのは苦しいけど、くだらねぇ映画なら撮りたくない!『クズとブスとゲス』初日舞台挨拶
はじめましての方もそうでない方もこんにちは。
八雲ふみねです。
突然のゲリラ豪雨にビックリ!!!
この季節、急な雨に注意ですよね〜。
さて。
八雲ふみねの What a Fantastics! ~映画にまつわるアレコレ~ vol.71
今回は。
『クズとブスとゲス』初日舞台挨拶模様をお届けします。
女を騙して金を巻き上げ、生計を立てて暮らす卑劣な男。
しかしヤクザの女に手を出してしまったために逆に恐喝されたその男は、新たな獲物に狙いを定める。
それはカタギになろうと必死にもがく前科者の恋人だった。
真っ逆さまに転がり続ける彼らの運命に、明日への希望はあるのだろうか…。
口当たりのいい映画ばかりが氾濫する現代の日本映画界に、殴り込みをかけるような映画が誕生した。
その名も『クズとブスとゲス』。
タイトルからして強烈ですが、メガホンを取ったのは、若干24歳にして『東京プレイボーイクラブ』で商業映画デビューを飾った奥田庸介監督。
今回は自ら主演も務め、社会適応力ゼロな人間たちが繰り広げる血と暴力と涙の物語を鮮烈に描き出しました。
その熱量はハンパなく、アクションはすべてリアルファイト、流れる血は本物。
本番中にビール瓶で自分の頭をカチ割り、病院送りになって撮影が中断したこともあったとか。
通常の映画づくりを無視したような規格外の作風に度肝を抜かれ、第16回東京フィルメックスではスペシャル・メンションが授与された一作です。
そんな『クズとブスとゲス』初日舞台挨拶に、奥田庸介監督と岩田恵里さんが登壇。
八雲ふみねが司会を務めました。
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