映画を撮れないのは苦しいけど、くだらねぇ映画なら撮りたくない!『クズとブスとゲス』初日舞台挨拶



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監督・脚本、さらにスキンヘッドの男役を自ら演じた奥田庸介監督。


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どうしようもないリーゼントの男。その恋人役を演じた、岩田恵里さん。
「はじめての映画出演作品の公開日。ドキドキしています」と、笑顔。
この日、リーゼントの男役の板橋駿谷さんも登壇予定でしたが、急性胃腸炎のため欠席。
「本人はすごく来たがってたんですけどね。(この場に立てなくて)悔しいと思います」と、板橋さんの思いを代弁する奥田監督。


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前作から4年ぶりとなった新作公開。
それまでには様々な出来事があり、映画制作から離れなければならない時期もあった奥田監督に、この4年間の思いを伺うと…。
「苦しかったですね」と、本音を吐露。

「映画に打ち込んできた人生なので、撮れないのは苦しかった。でも、くだらねえ映画は撮りたくない。表現の世界にいるのだから(中途半端なものを撮るぐらいなら)撮らない方がましだと思っていたんですが…。撮れないは撮れないで、やっぱり辛いんですよ」。
いわゆる“映画ビジネス”と自らのクリエイター魂。
理想と現実との狭間で苦しんだ経緯を赤裸々に語って下さいました。

そして、まさに命を削るように手がけた本作の制作について「今回は演出と出演で、肉体的にはキツかったですね。でも、これくらいのテンションでいった方がいいんじゃないかと。若いのにこじんまりとするのもね…」と、制作現場を振り返ります。

そう、とにかくこの映画、ハジけっぷりがすごいですからね。
ビール瓶で頭かち割って12針縫ったり、まさに命削ってます!?

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