【映画ランキング】コロナウイルスの影響も。『FUKUSHIMA50』1位『仮面病棟』2位
先週末(2020年3月7日〜8日)の全国映画興行ランキング(興行通信社発表)の詳細をお届けします。
1位(NEW)『FUKUSHIMA50』
2位(NEW)『仮面病棟』
3位(↓)『パラサイト 半地下の家族』
4位(↓)『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』
5位(↓)『犬鳴村』
6位(↓)『劇場版 SHIROBAKO』
7位(↓)『ミッドサマー』
8位(NEW)ジュディ 虹の彼方に
9位(↓)『ヲタクに恋は難しい』
10位(↓)『1917 命をかけた伝令』
(C)2020「Fukushima 50」製作委員会
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、イオンシネマでは、3月7日(土)から感染者が多く発生している北海道、大阪などの9サイトの営業を休止。また、3月6日(金)にオープン予定だったイオンシネマ座間のオープン延期を決定した。他にも商業施設自体が営業休止となっているシネマイクスピアリ等数サイトの映画館が営業見合わせ、「ドラえもん のび太の新恐竜」「2分の1の魔法」など春休み向け大作映画が次々公開延期となっている。
そんな中、今週の映画動員ランキングは、『FUKUSHIMA50』(松竹/KADOKAWA)が、土日2日間で動員10万6000人、興収1億4300万円をあげ初登場1位を獲得した。2011年3月11日に発生した東日本大震災により、想像を超える被害を被った福島第一原子力発電所。その現場で命の危険を冒しながらも、未曾有の大事故と戦い続けた作業員たちの姿を描く。
現役医師であり、作家の知念実希人によるベストセラー小説を「屍人荘の殺人」の木村ひさし監督のメガホンで実写映画化した『仮面病棟』(ワーナー)は、土日2日間で動員7万7000人、興収1億500万円をあげ2位に初登場。出演は、坂口健太郎、永野芽郁ほか。
全国公開から6週目にして初の首位を獲得し、その後3週連続でその座を守っていた『パラサイト 半地下の家族』(ビターズ・エンド)は、3位にランクイン。累計では動員292万人、興収40億円を突破。15年ぶりに塗り替えた韓国映画の歴代記録をどこまで伸ばせるか、まだまだ目が離せない。
ほか新作では「オズの魔法使い」で知られる女優・ジュディ・ガーランドが47歳の若さで急逝する半年前、まるで命を燃やし尽くすようだったと伝えられるロンドンでの公演の日々を描いた『ジュディ 虹の彼方に』(ギャガ)が8位にランクイン。
既存作品では、5位の『犬鳴村』(東映)が、累計で興収11億円、9位の『ヲタクに恋は難しい』(東宝)が興収12億円を突破した。
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