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ドラマ「その女、ジルバ」全10話のあらすじ&感想|ありがとう「その女、ジルバ」ありがとうジャックアンドローズ


第5話あらすじ&感想


第5話あらすじ



退職願を出したとスミレ(江口のりこ)に突然告げられ、仰天する新(池脇千鶴)。みか(真飛聖)は前園(山崎樹範)の仕業に違いないと食ってかかる。しかしスミレは「もう決めたことだから」と多くを語らずその場を収める。

その夜「OLD JACK&ROSE」では、一同がスミレの話を聞いていた。会社は、スミレにパワハラ疑惑があることを問題視しているのだという。そんなことあるはずが…と言いたいところだが、少し前まではスミレから小言やイヤミを言われていた身としては、コメントしづらい新とみかだった…

その時、店に新を訪ねて1人の客がやってくる。なんと前園であった。新に本音をこぼす前園。彼なりにスミレの退職に関しては思うところがあるらしい。普段はひょうひょうとしている前園も、中間管理職という立場に苦しんでいた。 40になり、それぞれの前に訪れる厳しい現実。シジュー三人娘の胸に去来するものとは?そして事態は思わぬ方向へと向かい…

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第5話感想

前回パワハラしてると退職推奨され夜の倉庫でむせび泣いていたスミレちゃん、退職届を出してしまった。そんなのダメだよと思いつつも決意は固い模様。前園課長(山崎樹範)のせいだと思ってキレたみかちゃん(真飛聖)、前園課長がいる部屋の透明の窓にバンッと張り付き「見ぃつけた」と目をかっぴらいて笑うみかちゃん、ゾンビ映画みたいでホラー。みかちゃんの美しい顔に協賛の文字が被ってしまっていたのが残念だ。配信で観直そう。

前園がジャックアンドローズで「アンパンがかつらかぶったみたいなの」と形容されており、意外と的確で笑ってしまう。即本人が来るのもうける。アララ(池脇千鶴)と二人で話している際、スミレちゃんは優秀な人で、彼女を失うのは損失だと思うと言葉にする。無責任で調子のいい血も涙もない奴と思っていたけど、スミレちゃんの退職には思うところあった前園、人の子だったということがわかった。

みかちゃんのお母さんからの手紙、達筆で知的な内容、真っ赤に紅葉したもみじの葉が1枚挟まれていて、このシーンだけでお母さんが教養のある人だとわかる。前話までの話も含めて、みかちゃんはそんなお母さんの期待にこたえようと頑張ってきたのだろう。

数日後、みかちゃんも退職届を出してしまう。自分の希望だと言うが……。大切な人が続々といなくなってしまうショックから、前園に詰め寄りまくし立てるアララ。そこへ倉庫の従業員たちがきて、チームリーダー(スミレちゃん)にパワハラされたことなんてない、彼女を辞めさせないように上に言ってくれと頼みに来る。前回、大事に思っていた倉庫に受け入れられなかったのかと絶望したが、そうじゃなかったのだ。報いがあってよかった。そして前園は、スミレちゃんの退職届を上に出していなかった。彼が上層部にかけあったおかげか、スミレちゃんは退職せずに済んだ。

しかしみかちゃんの退職はそのまま決まった。せっかく生まれた三人娘の和気あいあいが、こんなにも早く終わりを迎えるとは、観ているこちらも本当にさみしい。前回退職勧告されたスミレちゃん、ドラマ開始時に地元へ帰ってきたシーンがあったアララではなく、一番早くこの場を去るのがみかちゃんだとは思わなかった。

「祝!みかちゃんSTARTING OVER!!!」
みかちゃんのお疲れ様パーティーでナマコ(久本雅美)が作ったケーキに書いてあった言葉。個人的にSPEEDの曲名を思い出してしまうが、意味は「再出発」。「お疲れ様」や「ありがとう」ではなくこの言葉を選ぶセンスが素敵だなと思った。

毎回名言続出だが、今回は特に名言が多かった。

「『つらい』と言い訳するのはずるいなとも思った。本当につらいのは、切り捨てられるほうなのに」
前園と二人で話した後、アララが家で一人のシーンのモノローグ。確かにそうだ、切り捨てられる側になったことのある人には響く言葉だと思う。池脇千鶴の声、20年前も今も聴く人の心を優しくくすぐる感じでいいな。

「欲とか見栄とか不安とか、全部取っ払って自分に聞いてみたの。『みか、本心では何がしたいの』って。そしたら答えは『田舎に帰ってお母さんと一緒に暮らしたい』だった」
パーティー後、アララの家で3人こたつに入りながら「どうして決断できたの?」と聞かれて出た言葉。自分も今すぐ欲とか見栄とか不安とか取っ払って自分に聞きたいな。

「勝ちとか負けとか、そんな風にくくらなくてもいいんじゃないかな?最初っからそんなものないって思えばいいんだと思う」
「でも負けたと思いたくない」というみかちゃんにアララが言った言葉。人のほうが自分より成功してるとかいい思いしてるとか、そういうことにとらわれてしまう瞬間が人生のどこかにはある。特に今は人との差が見えやすい時代だ。アララのこの言葉は、視聴者のことも勇気づけてくれた。

「恥ずかしいこと言っていい? あたしさ、四十になってこんな友達ができると思わなかった。だからすごくうれしい」
スミレちゃんの言葉。照れ屋なスミレちゃんがみかちゃんと過ごせる最後の日に言ったの、じーんとする。この3人が集まるのが最後なんて、本当にさみしい。

「噂なんて、風だよ。噂なんて、風」
これから帰る連絡を母にしたみかちゃん。「もう噂になってるだろうね。東京から逃げかえってきた四十の娘って」と言ったら帰ってきた言葉。母は強いな。人の陰口や噂が気になってしまうこともあるが、風だと思って生きていこう。

今回もたくさん勇気づけられた! 次回予告、スミレちゃんに恋の予感っぽくて気になるな。

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