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2021年03月14日

「書けないッ!?」全8話のあらすじ&感想 | 美しき大団円!脚本家として一皮も二皮もむけた吉丸圭佑

「書けないッ!?」全8話のあらすじ&感想 | 美しき大団円!脚本家として一皮も二皮もむけた吉丸圭佑


第4話あらすじ&感想

第4話あらすじ



脚本家兼主夫・吉丸圭佑(生田斗真)が手掛ける『富豪教師Q』は、2週間遅れでクランクインし、ギリギリのスケジュールながら順調に撮影が進んでいる…が、圭佑にはホッとする余裕なんて一切ナシ!アシスタントとして口述筆記を手伝ってくれることになった息子・空(潤浩)の家庭教師・仙川俊也(菊池風磨)とともに第5話の執筆に追われていた。

一方、順調に仕事を続けるベストセラー作家の奈美(吉瀬美智子)だが、実はある悩みが…。なんと執筆を引き受けることになった書き下ろし小説が“バンパイアもの”だったのだ!圭佑がスキンヘッドの男(浜野謙太)の妄想に追い込まれながら悪戦苦闘しているドラマと同じテーマの作品を手掛けることに気が進まない奈美だが…?
 
また、娘の絵里花(山田杏奈)も、仙川と圭佑のことを話すうちに、名前しか知らない“実の父親”のことが気になり始めていて…。

しかし、東西テレビのプロデューサー・東海林光夫(北村有起哉)ら制作陣のむちゃブリに追い込まれ、メンタルクリニックに通いながらギリギリの精神状態で執筆を続ける圭佑は、家族が密かにいろいろな悩みを抱えていることなど知るよしもなく…。

ついに吉丸家に波乱の予感――!?

第4話感想

奈美の代わりにピンチヒッターとして、絵里花の家庭教師である仙川(演・菊池風磨)に口述筆記を依頼した圭佑。あれよあれよと「富豪教師」の脚本執筆は4話へと進んでいる。奈美がいない中どのように立ち向かうかと心配していたが、ギリギリのところで(つるつる頭と攻防しつつ)踏ん張っているようだ。

クリエイター全員を刺激するような台詞回しが多いこの作品。過密なスケジュールに思わず「違うと思ったところは、現場でちょっと直してくれれば、それで……」と弱音を吐く圭佑に対し、「脚本家がそれを言っちゃダメだろう」と静かに叱るプロデューサー。思わず襟を正したくなるシーンだ。

このドラマで少しずつ存在感を強めているのは、女優・山口杏奈ではないだろうか。映画「名も無き世界のエンドロール」では新田真剣佑・岩田剛典のW主演とともに重要な役回りを演じた。SUZUKI SWIFTのCMにも登場するなど、少しずつ露出が増えている。今作では圭佑・奈美の長女である絵里花として、家庭教師である仙川との絡みも多く、キーパーソンとなりそうな予感だ。

30分ドラマとは思えないほど次々とテンポ良く進んでいく展開、追っているだけでアドレナリンが出てくる。この感覚、どこか覚えがある……と思ったら、広告代理店をテーマにしたドラマ「左ききのエレン」が思い浮かんだ。クリエイター同士のぶつかり合い、脚本家・吉丸圭佑は今後どのように動くのか?

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