映画コラム

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2021年04月13日

『マ・レイニーのブラックボトム』レビュー:名優の遺作によせて。一瞬で奪われてしまう「いつか」というもの

『マ・レイニーのブラックボトム』レビュー:名優の遺作によせて。一瞬で奪われてしまう「いつか」というもの



『マ・レイニーのブラックボトム』作品情報

ストーリー

舞台は1920年代のシカゴ。ある暑い日の午後、"ブルースの母"の異名を持つ前衛的な歌手、マ・レイニー (アカデミー賞受賞のヴィオラ・デイヴィス) のレコーディングが行われようとしています。主役の到着を待つバンドメンバーの間に、もめ事の火種がくすぶる中、当のマ・レイニーは遅れて登場。彼女は、白人のマネージャー、プロデューサーと楽曲制作の主導権をめぐって対立し、一歩も引かぬ構えで食ってかかります。一方、バンドのコルネット担当で、マ・レイニーのガールフレンドに狙いを定めるレヴィー (チャドウィック・ボーズマン) は、音楽業界で実力を認められたいと野心に燃えています。狭苦しいリハーサル室での待機中、レヴィーに触発されてバンドメンバー達が次々に話を飛び交わせると、あらゆる真実が明らかになり、後戻りできないほど人生が変えられていきます。 

出演: ヴィオラ・デイヴィス / チャドウィック・ボーズマン / グリン・ターマン / コールマン・ドミンゴ / マイケル・ポッツ/ ドゥーサン・ブラウン / テイラー・ペイジ / ジョニー・コイン / ジェレミー・シェイモス
 
監督:ジョージ・C・ウルフ

上映時間:93分

公式サイト:https://www.netflix.com/title/81100780

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(C)David Lee/NETFLIX

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