これだけ知っていればわかる『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の話
宇宙世紀の歴史=「機動戦士ガンダム」第1作の物語
世界各国が地球連邦という大きな枠組みにまとまり、総人口が100億人を超えたころ(決して遠くない未来)。人口問題を解決するために地球連邦は多くの人類を宇宙に作ったスペースコロニー(コロニー=植民地)に移住させる計画を立てます。
西暦から宇宙世紀に年号が変わったのもこの人類の本格的な宇宙への進出がきっかけになっています。
しかし、その統治体制は地球から各コロニー群を支配するという体制が取られていました。この頭ごなしの支配体制に徐々に反発が生まれます。
コロニーの集団(サイド=地区や空域)の一つサイド3に革命的指導者のジオン・ダイクンが現れ、宇宙に住む非支配層の人々“スペースノイド”の地球に住む支配者層の人々“アースノイド”からの自治権の獲得と拡大、さらには独立を叫ぶようになります。
ジオン・ダイクンはその運動の最中に非業の死を遂げますが、その遺志を継いだザビ家の一党によって独立戦争が始まります。
国力の差が圧倒的な地球連合軍はジオン公国と名を変えたサイド3など簡単につぶせると思っていましたが、汎用人型兵器モビルスーツ(MS)“ザク”の大量投入とスペースコロニーを地球に落とすという荒業“コロニー落とし”によって戦況はジオン有利に進みます。
この時ジオン軍のエースパイロットとして赤くカラーリングされたザクに乗り“赤い彗星”“3倍速い!!”と恐れられたのがシャア・アズナブルです。
実はこのシャアという人物ジオン・ダイクンの遺児であり、ザビ家によって父が殺されたと考え、その真相究明と復讐のために身分を偽ってジオン軍の中枢に潜り込んでいたのでした。
モビルスーツという新型兵器でジオンにいいようにやられていた地球連邦軍は、遅まきながらも新型MSの開発に着手します。
そのMSこそがガンダムと名付けられた新型機でした。
このガンダムの開発主任の息子だったアムロ・レイは、ジオンによるガンダム開発工場襲撃に巻き込まれ、ガンダムのコックピットに乗り込みザクを撃破します。
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